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NEC、跡見学園の基幹システムをデータセンターへ移行し事業継続環境を構築
NEC、跡見学園の事業継続環境を構築
〜学内の基幹システムをデータセンターへ移行〜
<本件に関する情報>
NEC 文教・科学ソリューション
http://www.nec.co.jp/educate/
NECは、学校法人跡見学園(東京都文京区、理事長:山崎一穎、以下「跡見学園」)の教育研究システムなどを、データセンターへ移行し運用する事業継続環境を構築し、9月から運用が開始しました。
跡見学園は、中学・高校・大学の一貫教育を行っており、大学のキャンパスは、文京区と埼玉県新座市にあります。これまで、学内で利用する教育研究システムや事務システム、図書システムなど基幹システムの大半が新座キャンパスに設置されており、落雷等による停電時のサービス継続が課題となっていました。
NECは、跡見学園がどちらかのキャンパスに依存せず、停電や災害などが発生した場合も学生サービスや業務が継続できるよう、基幹システムのサーバをデータセンターに集約するとともに、学内ネットワークを冗長化(二重化)しました。また、運用の一部をアウトソーシングすることにより、職員の負担軽減に貢献しています。
NECの取組みは次のとおりです。
1.基幹システムのデータセンターへの移行
教育研究システムや事務システムなど2つのキャンパスで運用するシステムをデータセンターへ移行。新座キャンパス36台、文京キャンパス11台のサーバをデータセンターへ集約し、一方のキャンパスで停電や災害が発生しても、サービスを継続できる環境を実現。
2.止まらないネットワーク環境の整備
従来、100Mbpsであった学内ネットワークを1Gbpsへ拡張し、データセンターとも安定した通信環境を確保。さらには、冗長化により止まらないネットワークを整備。
仮想化技術を採用することで、ネットワーク機器の台数を増やさずに、冗長化を実現。事業継続だけでなく、省エネにも貢献。
3.運用のアウトソーシング
データセンターへ設置されたNEC製サーバの運用はNECがリモートで管理・運用。万が一障害を検知した場合、障害の切り分けや迅速なシステム復旧を実施。また、他社製のサーバに関しても、データセンター側で一次対応を実施することで、職員の負担を軽減。
跡見学園は、今後さらにデータセンターを活用していく計画であり、NECは引き続き、システム運用まで含めたトータルソリューションで跡見学園をサポートしていきます。
跡見学園の事業継続環境のイメージ図は別紙をご参照ください。
【別紙】跡見学園の事業継続環境のイメージ図
※添付の関連資料を参照
以上
■本件に関する情報
NEC 文教・科学ソリューション
http://www.nec.co.jp/educate/
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NEC 文教・科学ソリューション事業部
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