東大、日仏連携拠点「Ｎｅｘｔ　ＰＶオフィス」を開所

日仏連携拠点「Ｎｅｘｔ　ＰＶオフィス」開所についてお知らせ



　東京大学先端科学技術研究センター（以下、先端研：中野義昭所長）は、フランスよりＲｏｇｅｔ　ＧＥＮＥＴ研究・高等教育省局長ほか政府関係者およびフランス国立科学研究センター（ＣＮＲＳ）からの訪問団を迎え、１０月５日（金）、日仏連携拠点「Ｎｅｘｔ　ＰＶオフィス」開所式を先端研内の環境エネルギー研究棟内で催行しました。
　開所式の冒頭、ＧＥＮＥＴ局長よりお祝いの言葉が述べられ、清水孝雄理事・副学長、Ｍｍｅ．　Ｍｉｎｈ−ｈａ　ＰＨＡＭ−ＤＥＬＥＧＵＥ欧州研究・国際協力局長、中野義昭先端研所長および中埜良昭生産技術研究所所長からは、今後の東大とＣＮＲＳのさらなる連携緊密化への期待の言葉が述べられました。
　開所式後、環境エネルギー研究棟内２階に開設された「Ｎｅｘｔ　ＰＶオフィス」で、先端研で研究が進められている量子ドット太陽電池を搭載した小型発電モジュールや太陽光活用型水素エネルギーの発生装置などについての紹介が行われました。
　本連携拠点は専任のコーディネーターが常駐し、ＣＮＲＳをはじめとするフランス側関連諸機関と先端研、ならびに当センター内外との超高効率太陽電池等の研究協力を推進するハブポイントとして活動を展開してまいります。また、本拠点の設置を契機に、先端研はフランスとの研究協力を多角的に発展させ、太陽光発電を核とした新エネルギー分野の総合的研究開発の推進を目指して参ります。


来訪者：
　Ｒｏｇｅｔ　ＧＥＮＥＴ　研究・高等教育省局長、Ｍｍｅ．　Ｍｉｎｈ−ｈａ　ＰＨＡＭ−ＤＥＬＥＧＵＥ欧州研究・国際協力局長　他