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京セラなど、タジキスタンの病院2カ所に合計160kWの太陽光発電システムを設置
京セラ製太陽光発電システムがタジキスタン共和国の病院に設置
同国最大容量となる160kWを供給
京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫)は、丸紅株式会社(社長:朝田 照男)と丸紅プロテックス株式会社(社長:伊勢田 憲司)と共に、中央アジアに位置するタジキスタン共和国の首都ドゥシャンベ市にあるディアコフ国立病院と産科婦人科研究所の2箇所へ、同国で最大容量となる合計160kWの太陽光発電システムを供給いたしましたのでお知らせいたします。
このシステムによる年間発電電力量は約196,000kWhと予測され、年間約62tのCO2削減(※1)につながる見込みです。なお、京セラからタジキスタン共和国への供給は、今回が初めてとなります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
・設置概要:ディアコフ国立病院(120kW)/産科婦人科研究所(40kW)
・主な関係団体:・施主:タジキスタン共和国
・コンサルタント:株式会社アンジェロセック
・元請商社:丸紅株式会社
・施工:丸紅プロテックス株式会社
・機器供給・設計・システム運転技術提供:京セラ株式会社
本件は、政府開発援助(ODA)によるもので、1枚あたり210Wの太陽電池モジュールを768枚供給し、同国の発電能力の向上やエネルギー供給資源の多様化などを支援するものです。また、このたびのシステムは、同国初の系統連系システムとなります。
京セラは、1984年に開発途上国向けのODAプロジェクトとして太陽電池の供給を担って以来、これまでODAプロジェクトで累計40件以上、合計3,000kW以上の太陽光発電システムを、アジア・アフリカ諸国の多くの地域へ供給してきました。今後も温室効果ガス削減をはじめとする地球環境問題の解決に貢献してまいります。
※1:一般社団法人太陽光発電協会 表示に関する業界自主ルール(平成22年度)より算出