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花王、神奈川県愛川町に「花王厚木ロジスティクスセンター」を建設
花王、神奈川県愛川町に新ロジスティクスセンター建設
−環境配慮型配送センタ−で化粧品サプライチェーンを戦略的に整備−
花王株式会社(社長・澤田道隆)は、神奈川県愛甲郡愛川町に、化粧品を中心とした全国の地区ロジスティクスセンターへの商品供給機能と、神奈川エリアの店舗への荷揃え・配送機能の整備を目的として新しく「花王厚木ロジスティクスセンター」を建設いたします。本年6月に着工し、2013年10月に稼動する予定です。投資金額は約70億円を見込んでいます。
花王厚木ロジスティクスセンターは、省電力、省資源、熱負荷抑制など、環境への負荷低減に取り組むことで、神奈川県の推進する「建築物温暖化対策計画書制度(CASBEEかながわ)」(*)のAランクを取得しています。「外装断熱」「遮熱舗装」「雨水の再利用」「節水機器」「LED照明」を導入し、太陽光発電設備設置も計画され、年間100トン以上のCO2削減(当社従来施設比べ)を目標としています。
また、花王厚木ロジスティクスセンターは、2007年から始まった花王とカネボウ化粧品の統合による戦略的物流拠点再編の集大成と位置づけ、広域化と高効率化を実現してまいります。
庫内入出荷やピッキング等を制御する物流システムのさらなる標準化を図るとともに、設備面では作業負荷軽減とシンプル化を実現する高生産性ピッキングシステムやケース自動倉庫など、最新の物流機器を導入します。
*建築物温暖化対策計画書制度(CASBEEかながわ)
建築物温暖化対策計画書制度は、市場を通じてより環境性能に優れた建築物への誘導を図るため、大規模な建築物の新築または増改築を行なう建築主に対し、建築物の地球温暖化対策の措置およびその評価等を記載した計画書の提出を義務づけ、その概要を県が公表する制度です。
※参考画像は、添付の関連資料を参照
<花王厚木ロジスティクスセンター>
●稼動予定 2013年10月
●住所 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4009−1(工業専用地域)
●延床面積 33,000m2(地上5階建て)
●配送エリア 全国、神奈川県および近郊
●CASBEEかながわ 評価結果 Aランク