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第一三共、国内サプライチェーン子会社を再編し小田原の工場を統合
国内サプライチェーン機能子会社の再編方針および工場(小田原市)の統合に関するお知らせ
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)は、このたび、グローバルレベルでの競争力のある生産体制を構築するために、現在3社体制である国内サプライチェーン機能子会社3社(第一三共プロファーマ株式会社(以下「DSPP」)・第一三共ケミカルファーマ株式会社(以下「DSCP」)・第一三共ロジスティクス株式会社(以下「DSLG))を、2015年4月を目処に原薬機能会社と製剤/物流機能会社の2社体制とする方針を決定し、その方針に基づき、DSPP小田原工場とDSCP小田原工場を2013年4月に統合することといたしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。
記
1.国内サプライチェーン再編方針について
第一三共は、現在、国内のサプライチェーン機能子会社として、原薬および製剤を製造するDSPP、原薬・中間体を製造するDSCP、ならびに物流機能を担うDSLGの3社を有しておりますが、2015年4月を目処に原薬機能会社と製剤/物流機能会社の2社に再編することにより、各機能を強化し、グローバルレベルで競争力のある体制を構築します。
再編に向けた詳細につきましては、これから検討を開始しますので、今後、しかるべき時期に改めてお知らせいたします。
2.DSPP小田原工場とDSCP小田原工場の統合について
(1)経緯・意義
DSPP小田原工場は、高血圧症治療剤の原薬であるオルメサルタンメドキソミル(以下「オルメサルタン」)および消炎鎮痛剤の原薬であるロキソプロフェンナトリウム(以下「ロキソニン」)の原薬を製造し、グローバルに供給しております。DSCP小田原工場は、オルメサルタンおよびロキソニンの中間体などを製造し、DSPPに供給しており、また工場内に技術研究部を併設しております。
両工場は、隣接し、同一品目の原薬と中間体を生産しているため、2013年4月に先行して統合することにより、早期に中間体から原薬まで一貫した高品質且つ効率的な生産体制を構築するとともに、技術研究機能を活用して生産技術基盤を強化いたします。
(2)当該工場の概要
・第一三共プロファーマ株式会社 小田原工場
所在地:神奈川県小田原市高田450
面積:6.7万平方メートル
操業開始:1979年
工場長:大島 由庸
従業員数:約140人
主な生産品目:医療用医薬品原薬(オルメサルタン、ロキソニン等)
・第一三共ケミカルファーマ株式会社 小田原工場
所在地:神奈川県小田原市高田477
面積:7.1万平方メートル
操業開始:1963年
工場長:興津 正治
従業員数:約120人
主な生産品目:医療用医薬品中間体(オルメサルタン、ロキソニン等)
※参考資料は添付の関連資料を参照
以上