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富士通、ものづくりの全領域をトータルに支援する製造業向けサービスを提供
「ものづくり革新隊」サービスの提供開始
ものづくりの全領域をICTでつなぎお客様のものづくり革新を支援
当社は、このほど本年5月に発表した「ものづくり革新隊」のコンセプトに基づき、製造業のお客様に現場を熟知したベテラン人材による「ものづくりエキスパートサービス」、現場で使い込んだ生産設備やICT作業支援ツールなどの「ものづくりツール」、高度な専門業務の受託や工場共通運用業務のBPOなどの「ものづくり受託サービス」などのメニューを取り揃え、本日よりサービスの提供を開始します。
本サービスを活用することにより、製造業のお客様は、先端ICTを駆使することで試作検証期間を短縮し、作業負荷、コストを大幅に削減可能です。また実務経験者による課題の見える化支援により、市場の動きに柔軟に対応可能な生産ラインを構築できます。
これにより、当社はお客様のものづくりの全領域をトータルに支援するとともに、ICTで全領域をつなぐことで、お客様のものづくり革新に貢献してまいります。
日本の製造業は、世界経済の低迷に加え、「円高」、「環境対応(CO2削減)」など、厳しい環境下におかれており、製品強化やコスト削減、円高を活かした海外での原材料調達や海外生産シフトの加速、新興国を中心とした海外事業の拡大を図り、新たな方向性を見出すことが急務になっています。そこで、当社は、2012年5月に、日本の製造業のお客様に新たな価値をサービスとして提供するコンセプト「ものづくり革新隊」を発表いたしました。このほど、本コンセプトに基づき、本日より、販売ならびにサービス提供を開始します。
「ものづくりエキスパートサービス」では、お客様の製品特性に合わせて、設計、設計・生産連携、生産の領域にわたり、ハードウェアおよびソフトウェア開発のプロセス構築、QCD(Quality Cost Delivery)およびプロジェクトのマネジメント、開発上流の仮想検証や解析シミュレーション、生産ライン構築・最適化の進め方など、ICTを活用した開発ノウハウを提供いたします。「ものづくりツール」では、精密組立ロボットや部品を取り付ける組立装置などの提供とともに、あわせて設備の調整や生産ラインのインテグレーション、運用サポートを行います。「ものづくり受託サービス」は、耐久性が求められるパソコンや携帯電話などの落下衝撃解析、サーバなどの高度な品質検査業務を応用し、落下衝撃解析や故障解析などの専門業務の受託サービスを提供します。
※「ものづくり革新隊」についてなどリリース詳細は、添付の関連資料を参照
<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
[注釈]
注1 「京」:
理化学研究所と富士通が共同で開発し、2011年6月、11月のTOP500で世界一の性能を達成したスーパーコンピュータ。「京」は、理化学研究所が2010年7月に決定した「次世代スーパーコンピュータ」の愛称。
[関連リンク]
・「ものづくり革新隊」紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/kakushin/?1001