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野村総研、日銀決済システム「I−STAR/LC」を中国工商銀行に提供

2010-12-09

日銀決済システム「I−STAR/LC」を中国工商銀行に提供開始

〜外為円決済業務におけるスムーズな日銀接続を実現〜



 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本正、以下「NRI」)は、中国工商銀行の東京支店に対し、日本銀行の国債および資金決済を行うASPサービス「I−STAR/LC」の提供を11月29日に開始しました。

 証券会社、銀行、信託銀行等の金融機関向けに提供している「I−STAR/LC」は、日銀ネットに接続して決済管理を行う日本で唯一のASPサービスです。共同利用型ならではのスピーディな導入、2005年のASPサービス開始以来の安定稼働、制度変更への着実な対応等が評価されています。現在では、日銀ネットにおいてコンピュータ接続方式を利用している金融機関の約半数に利用されており、デファクトスタンダードとなっています。中国工商銀行においても、他社導入実績および充実した機能が評価され、このたび「I−STAR/LC」の導入に至りました。

 中国工商銀行は、外国為替円決済制度の直接加盟銀行になるタイミングで、「I−STAR/LC」の利用を開始しました。中国工商銀行は、自社システムにおけるSWIFTベースのインターフェースを利用して、「I−STAR/LC」とデータの接続を行います。対日銀の電文フォーマット変換に加え、日本と中国間の決済データの決済ステータス管理や、資金繰りサポートなど、「I−STAR/LC」に備わっている機能を利用することで、自社システムの開発コストを大幅に削減しました。

 「I−STAR/LC」は、11月に実施したシステム更改により、Webベースの画面で操作を行うことが可能となりました。あわせて、ホールセール証券バックオフィスシステム「I−STAR」、保振決済管理システム「I−STAR/CX」、および保振決済照合システム「I−STAR/MX」とシングルサインオンでログインできるようになり、セキュリティ機能が大幅に強化されました。NRIでは、今後予定されている次世代RTGS第二期対応(2011年11月)、および、新日銀ネット(2013年度および2015年度目途)にも、「I−STAR/LC」を対応させていきます。


※参考資料は、添付の関連資料を参照

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