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NEC、奈良先端科学技術大学院大学からコンテナ型データセンターを受注

2012-09-27

NEC、奈良先端科学技術大学院大学からコンテナ型データセンターを受注
〜 災害時のバックアップ環境を整備 〜


 ※コンテナ型データセンター イメージ図は添付の関連資料を参照


 NECは、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(以下NAIST、(*注1)から、コンテナ型データセンターを受注しました。NAISTは、本データセンターを利用し、災害時のバックアップ環境をキャンパス内に整備します。
 NAISTは、本年12月から本データセンターを稼動予定であり、本件は国内の大学において先進的な事例となります。

 NAISTは、災害対策(DR: Disaster Recovery)の研究と評価、および実現のために、自学内にデータセンターを設置することを計画していました。このたび、短期間・低コストで導入ができ、運用・保守がしやすく、さらにセキュリティも確保できるコンテナ型データセンターを採用し、教育研究システムの可用性を高め、バックアップ環境を充実させます。また、研究室の既存サーバを本データセンターに集約することで、サーバの効率的利用を図り、教員や学生の教育・研究環境の向上および省エネ環境を実現します。

 NECが提供するNECフィールディング製(*注2)のコンテナ型データセンターは、汎用空調機を使用し、外気冷却を使用しない冷却システムにおいては、優れた冷却効率を実現しています。また、データセンターの基礎部分に空調機等を収納することで、より広いラックスペースを確保しており、最大14ラック設置可能な構造となっています。さらに、コンテナ本体は耐震構造であるとともに、搭載されるラックも免震装置を装備しており、万一の震災時もデータの安全を確保します。

 NAISTは今後、本データセンターに最新の太陽光パネルを使用した発電システムと高圧直流電源を組み合わせた電源の活用によるシステムの継続的稼働の実現・更なる省エネ環境の構築や、大学内の建物と本データセンターを小電力無線システムによりネットワークで繋ぐことなどの災害対策(DR)を計画しています。さらには、沖縄先端科学技術大学院大学(OIST)や北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)と連携し、相互バックアップシステムを構築するなど、本データセンターを活用しながら「災害対策(DR)」と「省エネ」を進めて行く計画です。

 NECとNECフィールディングは、引き続き、官公庁や自治体、企業等に対し、コンテナ型データセンターを含む事業継続・災害対策関連ソリューション及び省エネ対策ソリューションを提供していきます。


以上


(注1)学長:磯貝 彰
(注2)NECフィールディング株式会社(代表取締役 執行役員社長:伊藤 行雄)


 ■本件に関する情報
 http://www.fielding.co.jp/it_health/service/mdc/index.html


<本件に関するお問い合わせ先>
 NEC 文教・科学ソリューション事業部
 E−Mail:mailto:webmaster@elsd.jp.nec.com

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