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HIS、年末年始(12月23日〜1月3日)の海外旅行動向調査結果を発表
《年末年始(2010年12月23日〜2011年1月3日出発)の海外旅行動向》
寒い冬を抜け出して、ビーチリゾートへ!
円高の今がチャンス!羽田空港新国際線ターミナル出発が人気!
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:平林 朗 以下H.I.S.)は、今年の年末年始(2010年12月23日〜2011年1月3日)の予約人数の状況から、海外旅行動向について下記のとおりまとめました。
●ハワイやグアム、バリ島など、定番ビーチリゾートが2桁増
寒い日本の冬を抜け出して、年末年始はあたたかいビーチリゾートでゆっくり過ごしたいという思いを反映してか、ハワイやグアム・サイパンなどチャーター便の好評を受け、定番ビーチリゾートが前年比2桁増の伸びとなっています。特にバリ島は前年同日比133%とアジアリゾートの人気を牽引しています。一方、「シティ編」上位にランクインしている韓国と中国は、相変わらずの人気ではありますが、最近の情勢の影響を受け、韓国は前年並み、中国は前年比約7割となっています。また、アジアシティは、間際予約の傾向が強いので、ランキング内の都市以外にもシンガポールやマカオなど、今後の伸びが期待されます。
●レジャーシーズンも羽田空港出発が人気!
10月にオープンし、大きな話題となった羽田空港新国際線ターミナル。年末年始の旅行も、羽田空港からの出発が人気です。羽田空港−松山空港間の便が1日8便と大幅増となった台湾は前年同日比129%、深夜発のため、仕事を終えた後に出発が可能なパリが同117%など、羽田空港発分が全体の伸びを押し上げた様子が伺えます。都内や神奈川エリアなどからのアクセスの良さや利便性が、年末年始というレジャーシーズンのお客様にも支持されたと考えられます。
●円高を追い風に長距離路線も好調
夏以降、さらに進んだ円高ドル安を背景に、前述のハワイに限らず、アメリカ本土への予約数も114%と伸びています。近年は燃油サーチャージの高さや新型インフルエンザの流行などのために敬遠されがちだったアメリカの人気に復活の兆しが感じられます。また、ユーロ安のヨーロッパについても、前述のパリを筆頭にイギリスやドイツも増加傾向がみられます。
【参考:東京外国為替相場 TTS三菱東京UFJ銀行調べ】
※添付の関連資料を参照
●年始出発でお得に楽しむ
出発のピークは、例年と同様に12月29日(水)、30日(木)と、人気出発日ランキングからも年内出発が多いことがわかりますが、年々増加している新年の出発が、アジア方面を中心に125%とさらに多くなっており、比較的席が取れやすく、旅行代金が少しでも安くなる時期に出かけることで、お得に旅を楽しもうという思いが感じられます。また、年末年始の休みも分散化傾向にあることが伺えます。
<H.I.S. 2010−2011年末年始の海外旅行ランキング>
■調査日:2010年12月1日
■調査期間:2010年12月23日(木・祝)から2011年1月3日(月)
■調査対象:H.I.S.の海外ツアーと海外航空券
■予約状況:前年同日比 104.4%
■各種ランキング
※添付の関連資料を参照