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田中貴金属、投資に関する意識調査の結果を発表
田中貴金属工業「投資に関する意識調査」
〜続く円高、株安が影響か?投資意識にリスクを避ける傾向〜
●リスク回避?長期で分散が投資スタンス!「マネーゲームはしたくない」が約8割
●現在購入している金融商品1位「株式」20%、今後購入してみたい金融商品1位「金投資」9%
●若い世代にも広がりを見せる「金投資」への関心!20代で18%、30代で15%
田中貴金属工業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岡本 英彌)は、円・ドル相場での円高が継続し、日経平均株価が9,000円を前後し上昇の兆しがなかなか見えない中、一般消費者が、「投資や金(ゴールド)についてどのように意識しているか」に関して調査を実施しました。調査期間は2012年6月8日(金)から6月29日(金)まで、調査は訪問面接形式で、調査対象は全国(首都圏・京阪神・中京・札幌・広島・北九州/福岡)の20歳から69歳一般男女500名(男性:50%、女性:50%)です。
― 結果概要 ―
■リスク回避?長期で分散が投資スタンス!「マネーゲームはしたくない」が約8割
投資意識に関して、「マネーゲームはしたくない」78%、「ネット取引は不安なのであまりやりたくない」71%、「投資は長期のスタンスで行うべきだ」41%、「資産運用は株式以外にも分散したい」37%
■現在購入している金融商品1位「株式」20%、今後購入してみたい金融商品1位「金投資」9%
現在、購入している金融商品は1位「株式」20%、2位「投資信託」14%、3位「外貨預金」8%
今後購入してみたい金融商品は1位「金投資」9%、2位「株式」6%、「外貨預金」6%
現在購入している金融商品と、今後購入してみたい金融商品の比較では、「金投資」が高い伸び率となる
■若い世代にも広がりを見せる「金投資」への関心!20代で18%、30代で15%
金投資に関心を持っているのは、20代で18%、30代で15%、40代で19%、50代で19%、60代で20%
■「金投資」の魅力は「世界共通の資産」「値上がりの期待」「公平な価格」、一方で不安の声も
金投資のよいと思う点は、「世界のどこでも通用する」47%、「値上がりの可能性がある」27%、「世界で公平な価格で取引される」24%
一方で、金投資に対する不安な点は、「価格変動が大きそう」41%、「悪徳業者がいるので」33%、「品質が分からない」30%
※「金投資」とは、「金地金」「金貨」「純金積立」を指します
― 調査対象 ―
エリア:首都圏、京阪神、中京、札幌、広島、北九州/福岡エリア
サンプル:20歳から69歳一般男女500名(男性:50%、女性:50%)
― アンケート調査結果サマリー ―
●リスク回避?長期で分散が投資スタンス!「マネーゲームはしたくない」が約8割
投資に対する意識を尋ねたところ「マネーゲームになるような投資はしたくない」が「とてもそう思う」と「まあそう思う」という回答を合わせて78%、「ネット取引は不安なのであまりやりたくない」が71%、「投資は長期のスタンスで行うべきだ」が41%、「資産運用は株式以外にも分散したい」が37%という結果になりました。安全に資産を運用したいという心理からか、安易にインターネットで取引を実施することに不安を感じていたり、投資を短期的な売買による利益目的ではなく、リスクを最小限に抑えて分散投資を実施し、長期的な資産形成を目指していくという一般消費者の堅実な資産形成のスタンスがうかがえます。
●現在購入している金融商品1位「株式」20%、今後購入してみたい金融商品1位「金投資」9%
現在購入している金融商品(預貯金は除く)は、1位「株式」20%、2位「投資信託」14%、3位「外貨預金」8%、4位「国債」7%、5位「金投資」2%となりました。
また、今後購入してみたい金融商品(預貯金は除く)は、1位「金投資」9%、2位「株式」6%、同率で「外貨預金」6%、4位「投資信託」5%、同率で「国債」5%となりました。
現在購入している金融商品と今後購入してみたい金融商品を比較してみると、「金投資」への期待が目立ちました。世界的な金融不安と経済不況などが影響からか、一般消費者が安全資産である「金」を、今後の投資先として前向きに検討していることがうかがえます。
●若い世代にも広がりを見せる「金投資」への関心!20代で18%、30代で15%
金投資への関心を聞いたところ、「とても関心がある」、「関心がある」、「やや関心がある」と回答した合計は全体で18%となりました。年代別では20代で18%、30代で15%、40代で19%、50代で19%、60代で20%となりました。これまで、年配の世代の認知度が比較的高く、購入者も多かった金商品ですが、若い世代の金に対する注目が目立ち、資産運用の一環として若い世代が金投資を今まで以上に検討していることがうかがえます。
●「金投資」の魅力は「世界共通の資産」「値上がりの期待」「公平な価格」、一方で不安の声も
金投資についてよいと思う点は「世界のどこでも通用するから」が47%、「値上がりの可能性があるから」が27%、「世界で公平な価格で取引されるから」が24%となり、金の資産としての世界的な共通性、希少金属としての評価、価値の不変性に注目が集まっています。
一方、不安な点については、「価格変動が大きそう」が41%、「悪徳業者がいるので」が33%、「品質が分からない」が30%となりました。金価格の高値圏推移の影響からか、安定資産である金に対して一般消費者からの認識の違いや、一部の非正規業者の存在による業界への不安感がうかがえました。
田中貴金属工業では今後も、貴金属のリーディングカンパニーとして、貴金属による資産形成に関する正しい情報の提供を、今後も継続して行っていきます。また、価格変動リスクを避け、より安定した価格で少額から積み立てることができる、貴金属積立を利用した分散投資に関する啓蒙活動を強化していきます。
― アンケート調査結果詳細 ―
*添付の関連資料「添付資料」を参照