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シチズンマシナリーミヤノ、高剛性と高精度の複合加工型NCバーマシン2機種を発売
ミヤノ「BNEシリーズ」新製品発売
−非切削時間を10%削減し、生産性を向上−
シチズンマシナリーミヤノ株式会社(本社:長野県北佐久郡御代田町、社長:杉本 健司)は、複合加工型NCバーマシンの新製品として、高剛性と高精度が特徴のミヤノBNEシリーズより、「BNE−42SY6」「BNE−51SY6」をミヤノエボリューションシリーズ機(※1)として、2012年10月1日から発売します。
新製品は、11月1日〜6日、東京ビッグサイトで開催される「第26回日本国際工作機械見本市」に出展します。
◆複合加工型NCバーマシン
「BNE−42SY6」
「BNE−51SY6」
発売日:2012年10月1日
月産予定台数:シリーズトータル 10台
*製品画像は添付の関連資料を参照
新製品は、正面と背面の同時加工ができる2スピンドル2タレットが特徴のBNEシリーズから、上部タレットにY軸を搭載し、より多彩な複合加工を可能とした「SYシリーズ」のニューモデルとなります。
機能を充実させながら価格を見直した、市場環境の変化に対応するミヤノエボリューション機として、お客様のモノづくりを支援します。
最新のNC装置による高速演算処理と、ツール交換時の軸移動指令と回転工具の位置決めを同時制御することなどで、アイドルタイム(非切削時間)を10%削減。生産性が向上しました。
前機種ではφ34mmとφ51mmだった最大加工径を、φ42mmとφ51mmに引き上げ、加工の幅が広がりました。また、2010年から進めているデザインの共通化に合わせて外観のデザインを一新し、ミヤノ機としての統一感を出しています。
加工データ入力時やメンテナンス時に作業に応じた機械情報が操作画面に表示され、分かりやすい操作性で、機械が動いていないダウンタイムの短縮に貢献します。
<主な特長>
1.アイドルタイム(非切削時間)を10%削減、生産性を向上
最新のNCを搭載による高速演算処理に加え、ツール交換時の軸移動指令と回転工具の位置決めを同時制御することなどで、アイドルタイム(非切削時間)を10%削減し、生産性を向上させました。
2.最大加工径の拡大
前機種ではφ34mmとφ51mmだった最大加工径を、φ42mmとφ51mmに引き上げ、加工の幅が広がりました。
3.上部タレットにY軸搭載
2スピンドル2タレットによる正面と背面の同時加工に加え、上部タレットにY軸を搭載して、より多彩な複合加工を可能にしています。
4.外観デザインの一新
2010年から進めている、ミヤノ機のデザインの共通化に合わせて外観のデザインを一新し、ミヤノ機としての統一感を出しています。
5.作業性の向上
複数の加工データを登録できる「加工データ」や、「起動条件」、「ツールモニタ(オプション)」等の加工支援画面表示でさらなる作業性の向上を図りました。
6.高剛性構造の継承
主要なユニットが配置される部分は肉厚にし、最適な位置にリブを入れた高剛性ベッドで、熱変位を抑えるとともに、剛性を高め、高精度を実現しています。
7.作業性の向上
加工トルク20Nm、最高回転数6,000min−1の回転工具は単独駆動で全てのポジションに取り付け可能で、動力をロスなく加工に使用することができます。
<主な加工ワーク>
自動車関連部品 及び、油空圧機器部品 他
<主な仕様>
*添付の関連資料を参照
※1 シチズンマシナリーミヤノの製品開発コンセプトには、さらなる高付加価値なものづくりでビジネスを革新する「イノベーション(Innovation)」と、市場環境の変化に対応すべくコストパフォーマンスの高い「エボリューション(Evolution)」がある。
【関連リンク】
・シチズンマシナリーミヤノ株式会社
http://cmj.citizen.co.jp/
・シンコムシリーズ
http://cmj.citizen.co.jp/product/cincom/index.html