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オリックス、岩手県・宮城県沿岸部に復興事業者・ボランティア向け宿泊施設を開発

2012-09-24

岩手県宮城県沿岸部に宿泊施設を開発
釜石市を皮切りに、計10拠点 1,400室を来春までに開業へ〜


 オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、東日本大震災で被害を受けた岩手県宮城県の沿岸部において、復興事業者および一般のお客さま向けの宿泊施設の開発に着手しましたのでお知らせします。2013年春までに、計10拠点、約1,400室の開業に向けて、開発を進めてまいります。

 東日本大震災から1年6カ月が経過し、被災地における復興事業は本格化していますが、復興事業に従事する方やボランティア、行政の応援職員の方が利用する宿泊施設は不足しており、早期の整備が喫緊の課題となっています。一方で、津波の浸水被害に遭った沿岸部の多くでは、復興街づくり計画に伴う建築規制・制限が設けられ、宿泊施設の建築に適した建築制限対象外の更地が希少となっています。

 オリックスは、復興に関わる方々にとってアクセスの良い土地に少しでも多くの居室を設けるため、株式会社サトコウ(本社:新潟県上越市、社長:佐藤 憲二)が有する特殊な重量鉄骨の積み上げ工法「SSUT(サット)工法」を採用し、狭小地での効率的な居室数の確保を実現します。さらに、同工法により、短期間で堅牢な宿泊施設の建設が可能になります。

 宿泊施設の開業第一号となる「釜石復興ビル」は、オリックスが土地を所有者より賃借し、サトコウが建物を建築のうえ、建物の所有者であるオリックスと、施設の運営を行う株式会社山元(本社:岩手県釜石市、社長:山元 一典)の間で、建物賃貸借契約を締結します。施設は、宿泊機能に加え、5階・6階の上層階に託児施設や防災用の備蓄庫を設け、さらに地上16mに位置する屋上には約270m2の避難スペースを確保し、周辺地域における緊急時の避難ビルとしての役割も担います。開業後は、宿泊施設の従業員の雇用をはじめ、地域に根差した運営を通じて、釜石の復興を支えてまいります。

 オリックスは、今後も被災地におけるさまざまなニーズを早期かつ正確に把握し、復興に関わる方々にとって最適なスキームを構築・提案することで、一日も早い被災地の復興に貢献してまいります。


以 上



  ※「岩手県宮城県における宿泊施設計画一覧」など詳細は添付の関連資料「リリース詳細」を参照

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