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独BMW、パリ・オートサロンにプレミアム・コンパクト・カー「BMW Concept Active Tourer」を出展

2012-09-20

BMW Concept Active Tourer:躍動感あるスタイルを持ち、快適性と機能性を備えたクルマ

 ※製品画像は添付の関連資料を参照



ミュンヘン発:
 BMWは2012年パリ・オートサロンに、躍動感あふれるスタイルを持ち、快適性と機能性を備えた室内空間が与えられた初めてのプレミアム・コンパクト・カーとして、BMW Concept Active Tourer(ビー・エム・ダブリュー・コンセプト・アクティブ・ツアラー)を出展しました。今後10年間で、プレミアム・クラスのスモール・カーおよびコンパクト・カーは年率最大5%の成長が見込まれています。そのためBMW Concept Active Tourerは、BMWブランドおよびBMWモデル・ラインナップの継続的開発の道筋に重要な一石を投じるモデルとなります。

 BMW Concept Active Tourerは、将来のコンパクト・カー用ドライブ・システムを見越したプラグイン・ハイブリッド・ドライブ・システムを搭載しています。つまりBMWのコア・ブランドにとって、BMW i8に採用されるeDriveコンセプトを初めて導入することになります。このeDriveコンセプトは、将来的にはすべての電気自動車およびプラグイン式ハイブリッド車に採用されることになります。このシステムでは、電気駆動コンポーネンツのすべて、つまり電気モーター、リチウムイオン・バッテリー、インテリジェント・モーター・マネジメント・システムを自社開発しています。


スポーティーな美しさと快適性の最適な組み合わせ

 ニューBMW Concept Active Tourerは、コンパクトなサイズ、魅力あふれるスポーティなデザイン、そしてBMWならではの品質を備えています。BMW Concept Active Tourerの全長4353mm、全幅1834mm、全高1560mmというサイズは、高いレベルの快適性、高めのシート・ポジション、ゆとりある居住空間を持ったプレミアム・クラスのコンパクト・モデルを求める顧客を意識したものとなっています。BMW Concept Active Tourerは、ライフスタイルやスポーティさを大切にしながらも、それと同じく機能や多様性(柔軟性)も重視するファミリー・ユースにぴったりの魅力的なクルマです。

 2670mmのロング・ホイールベース、高いルーフ・ライン、エンジン横置きの前輪駆動によるコンパクトな設計により、キャビンの空間が広く確保されています。ハイブリッド・ドライブ・システムのバッテリーはすべて床下に搭載しているため、BMW Concept Active Tourerの広いラゲッジ・ルームはすべてを日常の用途に利用することができます。


デザイン:ダイナミックでコンパクト

 BMW Concept Active Tourerの調和のとれたプロポーションは、どの角度から見てもスポーティでエレガントな印象を放ちます。これはコンパクトなサイズ、機能性、柔軟性というキャラクターをダイナミックなデザインに結びつけることができるということの証明でもあります。高級感ある(原文:エクスクルーシブな)ハイ・リフレクション・シルバーのエクステリア・カラーも、BMW Concept Active Tourerのエレガントな外観に寄与しています。フロント、サイド、リアに配されたアルミニウム製パーツも、魅力あるアクセントを添えています。これらのアクセント部品は、その表面がハイ・グロス仕上げで下側はブラッシュド・マット仕上げになっています。マット仕上げと光沢面との鮮やかなコントラストは、その外観に新鮮な光と影の効果をもたらします。

 BMWの特徴的なフロント・ビューは、BMW Concept Active Tourerにも見事に受け継がれています。最も重要な要素は、くっきりとした輪郭でやや前傾したBMWキドニー・グリルです。さらにLEDアクセントライト(眉毛)を含む片側2灯式ヘッドライトはサイドへ向けてフェンダーまで延び、多面的なデザインのフロント・エプロンと共にBMW Concept Active Tourerのスポーティな印象を強調しています。また、メイン・ヘッドライト下の大きなサイド・エア・インテークは、フロントのワイド感を強調しています。

 サイド・ビューでは、ウェッジ状に長く延びたBMW Concept Active Tourerのシルエットが、停まっている時でもこのクラス特有のダイナミックなキャラクターを印象付けています。さらにショルダー・ラインに統合されたドア・ハンドル、くっきりとした輪郭で上昇するサイド・シルのシルエット、20インチ大径ホイールの相乗効果によって、BMW Concept Active Tourerのスポーティかつエレガントな外観が強調されています。ボディ前後のショート・オーバーハング、ロング・ホイールベースにより、コンパクトな寸法にも関わらずキャビンは想像以上に広い空間を確保しています。また高いルーフ・ライン、前後ともに大きなドアにより、どのシートにも楽に乗車できます。

 BMW Concept Active Tourerは、リヤ・エンドでもスポーティ・エレガンスの特徴を見せています。水平なラインが強調されたボディ・ラインは、BMWのコンパクト・モデル特徴です。サイド・パネルまで回り込んだ大きなテール・ライトは視線をサイドのフェンダーへと導き、ワイドなホイール・ハウスを強調し、視覚的な安定感を印象づけます。大型のテール・ゲートは大きく開き、開口部のローディング・シルが低い位置にあるため、ラゲッジ・ルームへのアクセスは容易です。


インテリア:エレガント、広い室内

 BMW Concept Active Tourerの広々としたインテリアは透明感があり、新鮮な心地よさがあります。多孔質の合板ブロックから削り出されたインストルメント・パネルの装飾面は“Streakline(流脈線、流線)” 状に加工され、視覚的に上部と下部のつながりを感じさせます。これによりフロント・エリアに極めてエレガントで軽快な印象を生み出しています。ドア・トリム・パネルとシートは明るい色のビロード風のヌバックおよびスムース・レザーで仕上げられ、シルクのような光沢が優雅で豪華な雰囲気を醸し出しています。さらに、オレンジ色のコントラスト・シームがこのクルマのスポーティなキャラクターを表現しています。BMW Concept Active Tourerのインテリアは、全く新たな空間を創出しています。左右のフロント・シートの間でセンター・コンソールが浮き上がっているようにも見え、インストルメント・パネルへと滑らかな曲線でつながっています。

 この配置によって、運転席と助手席の足許に最大限の広さを確保しています。コックピットはBMWの特徴であるドライバー・オリエンテッドなデザインが施され、すべての重要な操作エレメントに容易に手が届くようになっています。ブラック・パネル・テクノロジーを採用した丸型メーターおよびインフォメーション・ディスプレイのモニターは、すべてドライバーの視界内にあります。さらにステアリング・ホイールとフロント・ウィンドウの間には、必要に応じて引き出すことのできるガラス面があり、ここにはフルカラーのヘッドアップ・ディスプレイが表示されます。これはコンパクト・セグメントでは初の試みです。シートはいわゆるセミコマンド・ポジションの高めの位置に設定されているため視野が広く、操作性と快適性をどちらも最適化しています。


パノラマ・ルーフ“Cool Shade(クール・シェード)”:
ボタンを押すだけで、開放感や温度を切り替え可能

 BMW Concept Active Tourerのルーフは、全面が革新的なパノラマ・サンルーフとなっており、独特の環境を作り出します。ここに使用している合わせガラス製ルーフは、革新的な技術のサスペンデッド・パーティクル・デバイス(Suspended Particle Device、SPD)を採用し、ボタンを押すだけでサングラスのように光をさえぎったり透明なガラスになったりでき、希望に応じて(電気的に)室内の明るさや温度を調節することができます。室内への採光効果は、ガラス内部に挟み込まれた大きなシート状のフィルムに電気をかけることで実現します。ガラス内部の粒子配列を電気パルスにより変化させることで、明暗の程度を無段階で調節することができます。この機能で得られる遮光効果により、どのシートにいても印象的かつ快適な採光が得られます。


トラベル&コンフォート・システム:余裕ある快適な後席

 BMW Concept Active Tourerは、リヤ・シートでも極めて快適です。ロング・ホイールベースであるため足元に余裕があり、高めのルーフによって窮屈さを感じることもありません。また後席の乗降にも不便を感じさせない余裕があります。後席のバックレストは40:20:40の比率で分割できる可倒式で、ラゲッジ・ルームのスペースを柔軟に利用できます。後席の3つの背もたれをすべて倒すと、フラットなラゲッジ・ルーム・フロアとして利用できます。

 BMW Concept Active Tourerは、このラゲッジ・ルームの拡張性だけでなく後席乗員のためのインテリジェントな機能「トラベル&コンフォート・システム」を提供します。フロント・シートの裏側には、それぞれ中央に縦の金属製レールが組み込まれています。この革新的なクリップ・レール・システムには、折り畳みテーブルをクイック・カップリングで取り付けたり、位置を調節したりでき、必要に応じてポーチなどをかけることもできます。特に、利用者が増えているタブレット端末を後席で自由に使用できるのは非常に便利です。タブレット端末は縦位置でも横位置でも、目の高さに合わせてクリップ・レールに固定でき、インターネット、ゲーム、映画などを楽しむことができます。


 ※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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