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富士経済、国内の外食産業の調査結果を発表

2012-09-12

国内の外食産業8分野64業態を調査



―注目市場―
 ステーキ・ハンバーグFRは11年が前年比15%増の1,783億円、12年見込は同7%増の1,905億円
 ・・・11年は店舗数が急増、12年も多くのチェーンが好調を維持

―時間帯別市場―
 標準型FRでは12年市場(売上)見込の5%、コーヒーショップでは24%がモーニングタイム
 ・・・標準型FR、コーヒーショップともにモーニングメニューを強化



 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界)は、2012年5月〜9月にかけて国内14分野128業態の外食市場の調査、外食企業の事例研究、外食産業の都道府県別マーケットポテンシャルの分析などを行い、その結果を4回に亘り報告する。今回は2回目で、ファミリーレストラン、喫茶、西洋料理、日本料理、東洋料理、エスニック料理、給食、宿泊宴会場の8分野64業態の外食市場について調査し、その結果を報告書「外食産業マーケティング便覧 2012 No.2」にまとめた。
 今後、外食産業の企業研究、海外における外食産業の動向を「同 No.3」、外食産業のエリア別分析結果を「同 No.4」にまとめる。


<調査結果の概要>

 ※表資料は添付の関連資料「添付資料」を参照

 ■ファミリーレストラン(FR)市場は2011年まで5年連続縮小していたが、2012年はイタリアFR、ステーキ・ハンバーグFR、ちゃんぽんFRで前年の好調が続くほか、高価格型FRや中華FR、バイキングレストランでも好調なチェーンがあり、プラスに転じると見られる。

 ■喫茶市場は、セルフサービス店が2012年も上位チェーンの店舗数増加、また、フードメニューのテコ入れによる集客や客単価アップ策で前年比プラスとなるが、フルサービス店の苦戦が続いており、縮小が見込まれる。

 ■西洋料理市場は、2011年は震災の発生による消費マインドの冷え込みにより集客が思うように進まず、オイスターバーなどの一部を除いて前年割れを喫する業態が多かったことから縮小した。2012年は各社の売上げ減少に下げ止まりが見られることから、引き続きマイナスが見込まれるものの縮小幅は緩和される。

 ■日本料理市場は、すきやき・しゃぶしゃぶが上位2チェーンの新規出店の進展で2012年も好調を維持するが、その他の業態は依然として苦戦していることから、縮小すると見込まれる。

 ■東洋料理市場は、韓国料理が韓流ブームの追い風によって2011年以降更に成長ペースを加速しており、震災による自粛、セシウム検出、食中毒事件などの影響で減少した焼肉料理や高級中華料理がその反動などにより伸びることから、拡大が見込まれる。

 ■エスニック料理市場は、低単価なメニューでランチ需要などを掴む新興チェーンや個人店は増加しているが、上位チェーンは苦境に立たされ不採算店を閉店させているため、微減が見込まれる。

 ■給食市場は、高齢者福祉施設給食が有料老人ホームの増加によって伸びているが、工場、病院、大学などの減少により他の業態が苦戦していることから、マイナスが見込まれる。

 ■宿泊宴会場市場は景気低迷で前年割れが続いており、2011年も震災により需要が落ち込み例年以上のマイナスとなった。しかし、2012年はその反動もあって僅かなプラスが見込まれる。



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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