フジッコ、「夕食づくりにおける食事バランス」についてインターネット調査結果を発表

内食傾向に潜む落とし穴！　脂分過多の“アブラー”への道も！？
２０代主婦は“炒め物”に偏って、脂ギッシュな夕食傾向が約７割！
〜副菜が食事バランスのキーワード〜



　フジッコ株式会社（本社：神戸市中央区／代表取締役社長：福井正一）は、真空パックタイプのお惣菜「フジッコおかず畑」の販売好調につき、『夕食づくりにおける食事バランス』について、既婚女性（２０代−４０代）を対象にインターネット調査を実施しました。

　今回の調査では、“バランスが取れた食事”とされる伝統的な日本の食スタイル「一汁三菜」（ご飯、汁物、主菜１品、副菜２品）の、特に主菜と副菜の調理法について、夕食作りの実態を探りました。フジッコが２０１０年５月に実施した調査では、夕食のおかずの品数は平均２．５品でしたが、今回の調査ではこの品数でも「おかずの調理法が重複する」、特に「炒め物」で重なりがちであることが伺えました。「フジッコ　おかず畑」は、買い置きができる野菜中心の煮物や煮豆などのお惣菜で、手軽な副菜として炒め物に偏りがちな夕食の食事バランスを整えます。


□調査結果の概要

・「一汁三菜」が“ほとんど”できていない主婦　約３割
　夕食作りで一汁三菜ができているかを尋ねたところ、約４割の主婦がほとんどできている（週４回以上）と回答する一方で、２９．０％の主婦はほとんどできていない（週一回以下）状況にありました。一汁三菜ができない理由には、「時間がない」（５０．０％）、「面倒・手間がかかる」（３８．９％）、「三菜なくても量が十分」（２９．４％）が挙げられました。

・夕食は、「大皿に盛って取り分ける」スタイルが人気
　夕食の盛り付け方は、「大皿に盛って各自で取り分ける」スタイルが最も多く（４４．１％）、次に「小鉢を活用して１人分盛り付ける」が続き（４２．６％）、最近人気のワンプレートは１２．３％にとどまりました。

・主菜は「炒め物」（４５．１％）、副菜は「生サラダ」（３３．３％）が最多
　メインのおかずには、「炒め物」が食卓に並ぶ頻度が最も高く（４５．１％）、「焼き物」（２５．５％）、「煮物」（２３．０％）が続きました。副菜で最も多いのは「生サラダ」（３３．３％）で、次いで「煮物」（２５．０％）、「和え物」（１５．２％）でした。

・９４．５％がおかずの調理法が重なる。６割は炒め物が重なると回答。
　おかず作りで同じ調理法になることが、「よくある」（２２．１％）と「時々ある」（７２．５％）を合わせて、９割以上の主婦が夕食作りでおかずの調理法が重なることがあると回答。重複する調理法としては、「炒める」（６０．１％）が最も多く、次いで「焼く」（４０．４％）、「煮る」（４０．４％）でした。なかでも、主菜に「炒め物」が多い人の８割は、炒め物が重なってしまうと回答しており、フライパン料理に偏りがちである様子が伺えます。

・２０代は「炒め物」が多く、煮物が少ない傾向
　年代別で比較すると、２０代は主菜に「炒め物」（５２．９％）、副菜に「生サラダ」（３６．８％）や「炒め物」（１９．１％）を作る割合が高い傾向が見られます。このため、２０代主婦の７割以上が、夕食のおかずで「炒め物が重なることがある」と回答しています。一方で、「煮物」を副菜によく出す２０代主婦は１０．３％と他の世代よりも著しく低い傾向にありました。

・「一汁“二菜”派」は、炒め物に偏りがち
　おかずを２品しか出さない「一汁“二菜”」派の主婦の５３．３％は、メインのおかずに「炒め物」を作る頻度が高く、“副菜”に「炒め物」をする頻度も比較的高い傾向（１７．１％）が見られました。このため「一汁“二菜”」派主婦の６５．０％がおかずで調理法が重なりがちな料理は「炒め物」と回答していました。

・煮物は「野菜を摂れる（質・量）」、「健康にいい」から、「積極的に食べたい」。
でも、時間と手間がかかるから、４８．１％が十分に摂れていない。
　「健康に良さそう」（９５．６％）、「野菜をたくさん（種類）摂れる」（９１．２％）、「野菜をたくさん（量）摂れる」（９０．７％）という理由から、９割以上が煮物を「積極的に食べたい」と回答しています。しかし、４８．１％の主婦が煮物を十分に摂れていないと感じており、その背景には、煮物は「時間がかかる」（７２．１％）、「手間がかかる」（６６．１％）、「味付けが難しい」（４８．１％）ということがあり、特に、２０代では、「味付けが難しい」（５７．４％）、「作り方が難しい」（３９．７％）と、煮物の“調理”はややハードルが高いと感じていることが伺えます。


【調査設計】
　■調査方法：インターネットによるアンケート調査
　■調査目的：「夕食作り」に関する意識調査
　■調査期間：２０１０年１１月２日〜２０１０年１１月５日
　■対象地域：東京都
　■対象者：既婚女性（２０代、３０代、４０代　各６８名、計２０４名）


※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照