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オリックス・レンテック、神戸試験センターで蓄電池充放電試験の受託サービスを開始
〜太陽光パネルの耐久性試験から蓄電池充放電試験まで〜
神戸試験センター、一括受託が可能に
オリックス・レンテック株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:太田敏晶)は、このたび、2011年10月に開設した「神戸試験センター」(所在地:兵庫県神戸市)内の太陽光パネル試験エリアに、新たに「ソーラーシミュレータ」(※1)および「太陽電池EL テスター」(※2)を導入しました。また、蓄電池(二次電池)充放電試験エリアには、国内最大級の規模のセル(単電池)用試験設備を新設し、9月5日より、蓄電池充放電試験の受託サービスを開始しますのでお知らせします。
今回の設備導入により、太陽光パネル試験では、開設時より試験受託サービスを提供している長期耐久性評価のための「信頼性試験」に加え、人工的な太陽光をパネルに照射してその出力を検査する「電気的特性試験」、大型パネルを破壊することなく内部の損傷を検査できる「非破壊試験」まで、製品の耐久性評価に関わる試験を一括で受託することが可能な希少性の高い試験環境となります。
近年、再生可能エネルギー関連市場は急速に拡大し、太陽光パネルなどの設置需要も高まっています。同時に、国内外のメーカーは、太陽光パネルやそれに付随する製品・部品などの長期耐久性を求められており、長時間にわたる耐久性試験や品質向上のための研究開発のニーズが顕在化しはじめています。また、スマートグリッドの構築や再生可能エネルギーおよび電気自動車の普及に伴い、安定した電力の最適な利用に向けて蓄電池の普及が見込まれており、製品の研究開発が進められています。オリックス・レンテックは、こうしたニーズにお応えし、製品の性能評価や信頼性試験を一括で受託することにより試験業務の効率を高め、お客さまの設備導入や試験業務などのコスト削減と研究開発支援を同時にご提供します。
オリックス・レンテックは、今後もお客さまの多様なニーズにお応えできるよう、神戸試験センターの設備拡充ならびに試験技術のさらなる向上を図り、良質なサービスをご提供してまいります。
※1 人工的に太陽光を発生させる光源装置
※2 太陽電池のEL 発光(Electro−Luminescence)を検出し画像化する装置
*神戸試験センター概要は添付の関連資料を参照