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日本光電、17インチ液晶でタッチパネル方式のスリムなデジタル脳波計を発売

2012-09-03

脳波計EEG−1250 発売開始



 日本光電は、この度、デジタル脳波計「ニューロファックス」シリーズの新ラインアップとして、高機能でスリムなEEG−1250を発売しました。新製品は、パソコンユニットとディスプレイを一体型にし、NICU(新生児特定集中治療室)、ICU(集中治療室)、病棟などのベッドサイドで脳波測定が可能な省スペース設計です。さらに、EEGトレンドプログラム(※1)の搭載により脳波を定量的・視覚的に分かりやすくトレンドグラフ表示し、外見からは変化を見つけにくい新生児の非痙攣性発作や脳波の異常の診断をサポートします。


 本製品の主な特長は次のとおりです。


1.パソコン本体とディスプレイの一体化でスリム化を実現。17インチの液晶画面はタッチパネル方式で直感的な操作が可能。ポール型の架台は高さ調節も可能で、より快適な使いやすさを提供。

2.デジタル脳波計「ニューロファックス」シリーズ共通のデジタル入力箱の採用により外部からのノイズに強く、信頼性の高い脳波測定を実現(同相弁別比105dB以上、雑音1.5μVp−p以下)。

3.EEGトレンドプログラムによりaEEG(※2)、周波数解析、バースト・サプレッション(※3)などの定量解析結果をトレンド表示し、長時間にわたる脳波データの変化を一目で把握可能。特に新生児の脳低温療法の施行の判断や脳波モニタリング有用

4.デジタル入力箱は25個の脳波入力端子を持っており、成人と小児の脳波測定に対応可能。
 また、SpO2センサ、ETCO2センサ(共にオプション)を装着することで、測定値と波形を脳波と同時に表示可能。(光刺激装置は接続できません。)

5.デジタルカメラ、カメラキャプチャユニット、デジタルビデオソフトウェア(共にオプション)により脳波と同時に映像の表示、保存が可能。保存データは、脳波波形と同時に同期再生でき、発作が起きた場合などの詳細分析が可能。

6.当社の生体情報モニタとつなげることで、呼吸・循環器のバイタルデータもあわせてトレンド表示が可能。脳機能と呼吸、循環器機能との関連を把握。


 本体一式価格(税抜)は510万円。国内の医療機関のNICU、ICU、病棟を対象に、今後3年間で150台以上の販売を見込んでいます。


●用語説明

※1:EEGトレンドプログラム:持続的に脳波モニタリングをする際、定量的、視覚的に分かりやすく脳波データをトレンドグラフ表示するソフトウェア

※2:aEEG(amplitude−integrated EEG):脳波の振幅の変化を圧縮して表示したトレンドグラフ。
 新生児領域で普及が進んでおり、新生児けいれん(発作)や低酸素虚血性脳症などの早期診断、早期治療に役立つ機能。

※3:バースト・サプレッション:振幅が大きく周波数の高い脳波(バースト)と平坦な脳波(サプレッション)が交互に現れること。主に低酸素脳症などの脳機能低下時にみられる。


<医療関係者向け製品紹介ホームページはこちら>
 http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/03_eeg/eeg1250.html


 *製品画像は添付の関連資料を参照

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