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JX日鉱日石エネルギー、ベトナムに潤滑油製造販売会社を設立
ベトナムにおける潤滑油製造販売会社の設立について
当社(社長:一色 誠一)は、ベトナムにおいて、潤滑油製造販売会社(以下 新会社)を設立することを決定しましたのでお知らせいたします。
ベトナムは、2011年の二輪車販売台数が330万台に達し、中国、インド、インドネシアに次ぐ世界第4位の二輪車市場となっています。約9千万人の人口を抱え、今後も約7%の高い経済成長を背景に、二輪車並びに四輪車の普及に伴う潤滑油需要の堅調な増加が見込まれます。
当社は、1996年にベトナムでの潤滑油事業を開始し、2010年にはホーチミンに駐在員事務所を設置しましたが、さらなる事業の継続的発展のために、今般、自社製造販売拠点となる新会社を設立することといたしました。新会社は、本年11月に設立し、2014年初旬に年間生産能力約4万KLでの商業生産開始を計画しており、ベトナム国内において、日系二輪車・四輪車メーカー向け純正油やENEOSブランド商品を販売してまいります。
当社は、中期経営計画の基本戦略の一つとして、アジアを中心に潤滑油事業強化を進めており、現在、日本の石油会社では最大の年間約50万KLの海外販売を手がけております。今後も需要拡大が見込まれる東南アジア、インド、中東、中南米及びアフリカなどへの事業展開を積極的に進め、2015年には70万KL、2020年には90万KLの販売を目指してまいります。
記
<新会社の概要>
1.社名:未定
2.所在地:ハイフォン市Dinh Vu工業団地内(ハノイ東部約100Km)
3.設立:2012年11月(予定)
4.資本金:10.1百万USドル相当
5.出資比率:当社100%
6.代表者:当社より派遣予定
7.事業内容:潤滑油の製造・販売
8.生産能力:約4万KL/年
9.商業生産:2014年初旬(予定)
10.従業員数:約100名(フル生産時)
以上
【別添資料】
・JX日鉱日石エネルギーグループ潤滑油事業の海外拠点(2012年8月現在)
※添付の関連資料「添付資料」を参照