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メディネット、再生・細胞医療分野のグローバル展開で中国独資会社を買収
北京邦万医療技術有限公司の買収(子会社化)に関するお知らせ
株式会社メディネットは、2012年8月15日開催の取締役会において、グローバル展開の一環として、中国独資会社である北京邦万医療技術有限公司(中華人民共和国、北京市)を買収し、完全子会社化することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.買収の理由
中国では、毎年280万人のがん患者が新たに増えており、中国政府は、がんの体系的な予防や新たな治療法の確立を目指して、中国国家がんセンターの開設を計画するなど、国を挙げて、がん治療への積極的な取り組みが進められております。
メディネットは、将来を見据えた更なる成長軌道への施策の一つとしてグローバル展開を掲げ、これまで、アジア・パシフィック地域を中心に、再生・細胞医療分野における当社の技術・ノウハウを事業展開できる機会を探索し、各国での事業化の可能性を検討・評価してまいりました。
このような状況のもと、メディネットは、グローバル展開における最初の拠点として、市場規模や再生・細胞医療に関する一般的な理解度や将来性といった観点から、中国が最も適切であるとの結論に至りました。
また、中国で新たに独資会社を設立する場合、会社設立や人脈構築に一定の期間を要しますが、その期間を短縮し、より迅速かつ効率的に中国での事業基盤を確立すべく、中国の主要な大学や医療機関などとのネットワーク、医療機器に関する技術コンサルティングや営業ノウハウを有する北京邦万医療技術有限公司を買収し、完全子会社化することにいたしました。
2.異動する子会社(北京邦万医療技術有限公司)の概要
※添付の関連資料を参照
3.相手先の概要
※添付の関連資料を参照
4.日 程
(1)取締役会決議 2012年8月15日
(2)買収期日(予定) 2012年8月
※以降、中国当局からの認可時点で完全子会社に移行
5.今後の見通し
2012年内には、中国政府に事業活動および営業に係る認可を取得し、事業を開始する予定です。
なお、本件の業績に与える影響は軽微でありますが、今後、適時開示の必要性が生じた場合は、その内容を速やかに開示いたします。
以上