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矢野経済研究所、ゴルフ市場に関する調査結果を発表
ゴルフ市場に関する調査結果 2012
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内ゴルフ市場の調査を実施した。
1.調査期間:2012年4月〜7月
2.調査対象:日本国内のゴルフ関連企業
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに郵送アンケート調査を併用
<ゴルフ用品とは>
本調査におけるゴルフ用品とは、ゴルフ用品取扱関連企業が生産・販売を行う、個人消費者向けのものをさす。自社ブランド商品の出荷を対象とし、「OEM請負分」は対象外とする。
【調査結果サマリー】
◆2011年のゴルフ用品国内出荷市場は、前年比93.4%と縮小
2011年のゴルフ用品国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比93.4%の2,418億7,000万円となった。一部前年比プラスにて推移した商品カテゴリーもあったものの、東日本大震災発生の影響もあり7%近いマイナスとなった。
◆「ユーティリティクラブ」は健闘、「ラウンドボール」は大幅マイナス
商品カテゴリー別の2011年国内市場規模であるが、殆どのカテゴリーが対前年比マイナスで推移する中、唯一「ユーティリティクラブ」だけが対前年比100.8%の61億3,000万円とプラスとなった。逆に「ラウンドボール」は対前年比83.1%の196億6,000万円と最もマイナス幅が大きくなっている。
◆2012年のゴルフ用品国内出荷市場は、前年比102.7%とプラス成長の予測
2012年のゴルフ用品国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比102.7%の2,484億9,000万円のプラス成長と予測する。しかしながら東日本大震災発生以降価格競争が激化している小売市場において、値引きが常態化しているゴルフクラブの影響もあり、当該市場が5年ぶりのプラス成長を実現できるのかどうか、予断を許さない状況にある。
【資料発刊】
資料名:「2012年版 ゴルフ産業白書」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C54109000
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照