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日本産業機械工業会、6月の産業機械受注状況を発表
平成24年6月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は4,491億9,800万円、前年同月比86.4%となった。
内需は、2,607億7,400万円、前年同月比79.0%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比74.3%、非製造業向けは同55.2%、官公需向けは同143.9%、代理店向けは同152.9%であった。
増加した機種は、鉱山機械(103.6%)、ポンプ(119.9%)、送風機(121.4%)、金属加工機械(259.2%)、その他機械(108.6%)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(57.3%)、化学機械(94.4%)、タンク(19.7%)、プラスチック加工機械(51.4%)、圧縮機(89.7%)、運搬機械(63.8%)、変速機(76.3%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,884億2,400万円、前年同月比99.4%となった。
プラントは3件、824億1,100万円、前年同月比93.4%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(297.6%)、化学機械(260.2%)の2機種であり、減少した機種は、鉱山機械(76.4%)、タンク(11.7%)、プラスチック加工機械(90.2%)、ポンプ(49.7%)、圧縮機(61.2%)、送風機(49.4%)、運搬機械(96.0%)、変速機(52.7%)、金属加工機械(24.9%)、その他機械(86.8%)の10機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
電力の減少により前年同月比89.0%となった。
〔2〕鉱山機械
窯業土石、外需の減少により同98.1%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
外需の増加により同139.2%となった。
〔4〕タンク
石油・石炭、外需の減少により同13.7%となった。
〔5〕プラスチック加工機械
化学、その他製造業の減少により同71.3%となった。
〔6〕ポンプ
外需の減少により同89.2%となった。
〔7〕圧縮機
外需の減少により同76.0%となった。
〔8〕送風機
官公需、代理店の増加により同108.6%となった。
〔9〕運搬機械
鉄鋼、非鉄金属、情報通信の減少により同70.6%となった。
〔10〕変速機
鉄鋼、その他製造業、外需の減少により同70.8%となった。
〔11〕金属加工機械
外需の減少により同35.5%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成24年6月 産業機械受注状況」を参照
(表1)産業機械 需要部門別受注状況
(表2)産業機械 機種別受注状況
(表3)平成24年6月 需要部門別 機種別受注額