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日本化薬とアステラス製薬、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材の日本での独占販売契約締結
中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「A670」の日本における独占的販売契約の締結について
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:萬代 晃、以下「日本化薬」)とアステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、2012年8月8日、アステラス製薬が国内製造販売承認申請中の中心循環系血管内塞栓促進用補綴材(医療機器、開発コード:A670)について、日本国内において独占的に日本化薬が販売を行う契約を締結しましたのでお知らせいたします。
日本化薬は、肝細胞がん患者に対する肝動脈塞栓療法への使用を目的としたジェルパート(R)(多孔性ゼラチン粒:医療機器)を製造販売しており、このたび販売契約を締結したA670と併せて、販売ならびに医療機関への情報提供及び医療機関からの収集活動は、日本化薬が行います。なお、発売時期等は、決まり次第、お知らせいたします。
《A670について》
生体吸収性を有し、カテーテルを経由して血管内の適用部位に到達させ,血流を遮断することによる経皮的止血術での使用を目的としたシート状の無菌のゼラチンスポンジです。また、国内において経皮的止血術で承認された塞栓材がないことから、現在、アステラス製薬が国内製造販売承認申請中です。
以上