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パナソニック、「大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所」が本格稼働開始

2012-08-15

大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所」の本格稼働を開始



 パナソニック株式会社は、国立大学法人大阪大学と材料およびデバイスに関する革新的な基盤技術を創造するため、本年4月1日に大阪大学 吹田キャンパスのテクノアライアンス棟に開設した、大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所(以下、協働研究所)の開所式を本日挙行し、本格稼働を開始します。

 当社は、2003年12月に大阪大学と「連携推進に関する協定書」を締結して以来、組織的な産学連携により、ディスプレイ材料や半導体などの共同研究を推進するために共同研究講座を開設し、研究開発の加速を図って参りました。 共同研究講座をさらに発展させた協働研究所では、これらの取り組みに加えて、非連続な技術革新を実現することをねらいとし、大阪大学の幅広い学術領域にわたる先進的な研究インフラと、それを推進する多くの研究人材と交流・協働することで技術融合を図り、材料デバイスの新たな基盤技術の創造と技術人材の育成を目指します。


【協働研究所における取り組み概要】
 1.革新的基盤技術の構築
   大阪大学の最先端の研究者および研究インフラとのコラボレーションにより、当社の材料デバイス分野における先進的な学内研究拠点として位置づけます。

 2.共創型産学連携によるアーリーステージ研究の促進
   協働研究所内でのオープンな議論などを通じて技術融合を図る共創型の連携で、これまで解決不可能と思われていた課題を解決し、社会に変革をもたらす非連続な技術革新を実現できる可能性のある萌芽的な研究テーマを学際環境で立案し、推進を行います。


【研究テーマの一例】
 ○エネルギーハーベスティング
  生活環境に存在する振動、光、熱、電波などのあらゆるエネルギーを効率よく収集・蓄積する技術研究などを実施します。 これによりモバイル機器の充電回数を大幅に減らすことが可能となります。 例えば、要となる「スーパーエネルギーストレージ」については二次電池並みのエネルギー容量を備え、コンデンサに匹敵する高速充放電と長寿命化を実現するといったハードルの高い挑戦的な目標を掲げています。 学内の研究者間のオープンな議論および原理実証などを行うことで学際環境ならではの非連続な技術革新に挑戦します。


【協働研究所の概要】
 名称:大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所
 場所:大阪府吹田市 大阪大学吹田キャンパス内
 大阪大学テクノアライアンス棟 9階
 研究体制:研究所長:瀬恒 謙太郎(大阪大学大学院工学研究科 教授)
 副研究所長:上野山 雄(パナソニック株式会社 役員)
 大阪大学:兼任教員 7名、特任教授 2名
 パナソニック:招へい研究員 7名


大阪大学テクノアライアンス棟について】
 大阪大学が推進している「Industry on Campus」「異分野融合・分野横断科学」「産学連携による高度人材育成」の推進拠点としての研究・教育スペースを確保することを目的として、文部科学省からの補助金大阪大学吹田キャンパスに平成23年3月末に竣工。 構内には共同研究講座を開設し、協働研究所も入居している。


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