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帝人デュポンフィルム、フレキシブル有機ELディスプレイにPENフィルム「テオネックス」が採用

2012-08-14

世界最大のフレキシブル有機ELディスプレイに
PENフィルム「テオネックス(R)」が採用されました!



 帝人デュポンフィルム株式会社(本社:東京都千代田区、社長:室岡 博文)が製造・販売するポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム(*)「テオネックス」が、このたび、米国アリゾナ州立大学内の産学共同研究組織である「The Flexible Display Center」(以下、FDC)が開発している世界最大(7.4インチ)のフレキシブル有機ELディスプレイに、電子回路基板材料として採用されました。


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


 有機ELディスプレイは、液晶パネルに比べて高い視認性・薄型化・省電力が特長となっており、すでに携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などに搭載されています。また、今後は薄型テレビやフレキシブルディスプレイなどに展開することにより、市場が大きく拡大していくことが見込まれています。
 一般的な有機ELディスプレイには、電子回路の基板材料としてガラスが使用されていますが、ディスプレイのフレキシブル化・軽量化・薄型化を実現するため、基板材料をガラスよりも軽くて、薄く、曲げることができるプラスチックに転換することが求められています。さらに、モバイル機器のディスプレイ部材として使用することを考慮し、ガラスよりも割れにくいプラスチックに転換することで、安全性を高めたいというニーズもあります。
 こうした背景から、FDCが基板材料としてさまざまな素材を検討した結果、耐熱性や表面平滑性に優れ、量産が可能である当社のPENフィルム「テオネックス」が、世界最大のフレキシブル有機ELディスプレイに最適な基板材料として採用されることになりました。
 当社は、このたびの採用を契機として、2017年には約1兆円市場に成長すると言われているフレキシブルディスプレイ市場に向けて、PENフィルムの用途拡大をさらに推進していきます。また、フレキシブル太陽電池の基板材料としても用途開拓を進め、早期に年間10億円の売上を目指します。


*PENフィルム
 帝人グループが世界に先駆けて開発した高機能フィルム、耐熱性や寸法安定性・高強度などPETフィルムを上回る特性を有する。


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