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マカフィー、インテルと共同開発の次世代エンドポイントセキュリティ製品2品種を発売
マカフィー、インテルと共同開発したハードウェア支援型セキュリティ製品
McAfee Deep Defender、McAfee ePO Deep Commandを
日本市場に向けて正式発売開始
〜OSを超えた独自技術により、次世代のセキュリティを実現〜
セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニー、McAfee Inc.の日本法人、マカフィー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 ジャン・クロード・ブロイド、以下マカフィー(R))は本日、次世代エンドポイントセキュリティ製品McAfee Deep Defender(マカフィー ディープ ディフェンダー、以下Deep Defender)、McAfee ePO Deep Command(マカフィー ePOディープ コマンド、以下ePO Deep Command)の日本発売開始を発表しました。発売日は2012年8月1日を予定しています。
近年、標的型攻撃にみられるルートキットを使用した高度なステルスマルウェアの台頭をはじめとして、サイバー攻撃の手法は日々進化しており、政府やインフラ産業といった一般社会に重大な影響力を持つ分野でも、そのターゲットとなる事例が増えています。既存のソリューションを超えるセキュリティ対策が求められる中、マカフィーでは次世代のエンドポイントセキュリティが必要とする要件を以下のように考え、ソリューションの構築に努めてきました。
デバイス多様化への対応:
企業などの組織においてこれまでITセキュリティを必要とするデバイスは、デスクトップPC/ノートPCが主でしたが、現在ではモバイルやサーバー、スマートデバイス、POSやATMといった組み込みシステムなど、ネットワークに繋がるあらゆる機器の保護が必要になってきています。マカフィーはこれら全てのデバイスを保護していきます。
管理性の向上:
ウイルス対策、IPS、メール、Web、情報漏えい対策(DLP)といった、複数のセキュリティ製品を並行使用することで生じる管理の煩雑さやそれに伴う人手、費用の削減を実現します。
プロテクション技術の向上:
チップからアプリケーション、データベース、そしてクラウドまで、あらゆるレベルでサイバー脅威に対応する新しいセキュリティ技術が求められており、マカフィーはインテルと共同でこれに対応する技術開発を行なってきました。
今回発売開始するDeep Defenderは、この次世代エンドポイントにおける新しいセキュリティソリューションとしてインテルとマカフィーの共同開発によって実現したOSを超えて未知の脅威に対応する業界初のハードウェア支援型セキュリティ製品です。現在、毎日新たに65,000個のマルウェアおよび3,500個のルートキットが発見されています。OS上で動作し、定義ファイルに依存した従来型のウイルス対策製品では、これら従来のアプローチを回避する新種のルートキットを、リアルタイムに検知することが困難になっています。Deep DefenderはOSより深いレベルでの監視を行うMcAfee DeepSAFEテクノロジーと独自のヒューリスティック型検出エンジンにより、新種のカーネルモードルートキットを定義ファイルの更新をせずにリアルタイムに検知することができます。
また、同時に発売するePO Deep Commandは、次世代エンドポイントソリューションにおける管理性の向上を実現するOSの階層を超えたレベルでエンドポイントと通信するセキュリティ管理ソリューションです。本製品は、マカフィー製品の一元的統合管理ソリューションであるMcAfee ePolicy Orchestrator(マカフィー イーポリシー オーケストレーター:ePO)の拡張機能として、インテル vPro テクノロジーのインテル アクティブ・マネジメント・テクノロジーを利用して、電源が入っていない状態や機能していない可能性のあるPCへのリモートアクセスを提供し、セキュリティの運用コスト低減と管理の最適化を可能にします。
マカフィー株式会社代表取締役社長、ジャン・クロード・ブロイドは以下のように述べています。
「標的型攻撃が台頭する今日、既存のマルウェア対策やネットワーク製品等では検知できない高度な脅威が激増しています。一方、現在10億のIPデバイスが2020年には500億への増加が見込まれ、またIPネットワークのグローバル化により、セキュリティのニーズは更に高まっています。マカフィーでは『Security Connected(セキュリティ コネクテッド)』戦略により、セキュリティ施策の統合管理、マカフィーのリアルタイムなグローバル脅威情報サービスMcAfee Global Threat Intelligence(マカフィー グローバル スレット インテリジェンス)との連携、またインテルとの協働によるハードウェア・ソフトウェア連携技術により、常に革新的なソリューションをお届けしていく所存です。今回第一弾となるDeep Defender、ePO Deep Commandを日本市場にご紹介し、安全な組織の活動をサポートできることを喜ばしく思っております。」
■販売・価格について
McAfee Deep Defender、McAfee ePO Deep Commandは、2012年8月1日より販売開始を予定しています。価格はそれぞれ以下の通りです。
・Deep Deefender:
1ライセンス4,070円(税抜、11〜25ライセンス、初年度サポート料込)〜1,340円(税抜、1万ライセンス超)
・ePO Deep Command:
1ライセンス2,620円(税抜、11〜25ライセンス、初年度サポート料込)〜860円(税抜、1万ライセンス超)
※両製品ともに、別途マカフィーのウイルス対策製品およびePOを含むスイート製品が必要になります。
販売については、国内のマカフィー製品販売代理店またはマカフィー株式会社(東京都渋谷区道玄坂1−12−1渋谷マークシティウエスト20階 Tel:03−5428−1100(代))までお問い合わせください。
製品情報の詳細は、下記ページをご覧ください。
http://www.mcafee.com/japan/enterprise/deep_safe/
*各パートナー企業からのコメントは添付の関連資料を参照