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ソーラーフロンティア、狭い土地を活用できる非住宅向け太陽光発電パッケージ商品を発売

2012-07-20

狭い土地を売電で有効活用、「小規模発電所パック」を発売開始
最大で50kW分のCIS薄膜太陽電池やパワーコンディショナなどをセットで販売


【東京−2012年7月17日】−ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明 本社:東京都港区台場2−3−2、昭和シェル石油株式会社の100%子会社)は7月より、非住宅向けの太陽光発電パッケージ商品「小規模発電所パック」(低圧連系向け)を各地域の販売代理店を通じて発売開始いたしましたのでお知らせいたします。パッケージには最大で50キロワット(一般家庭15世帯程度に相当)のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池やパワーコンディショナなどが含まれ、企業や個人が所有する小規模の遊休地を利用して、短期間で太陽光発電所を設置できます。ソーラーフロンティアは、小規模な遊休地を持つ個人や企業を対象に販売を拡大します。

 「小規模発電所パック」は、CIS薄膜太陽電池、パワーコンディショナ、架台、発電計測システムがセットになったパッケージ商品で、50キロワットの設置の場合、約1,000平方メートル(約300坪)の土地があれば設置が可能です。また、パッケージ化したことによって、設計や積算の時間が短縮され、設置作業は、1か月前後という短期間で完了します。「小規模発電所パック」は、今年7月に導入された再生可能エネルギーの全量買い取り制度を適用した場合、およそ10年程度で初期投資が回収できる見込みで、設置条件によっては年間約15トンの二酸化炭素排出量の削減が期待できます。パネルの出力保証期間は20年で、日本全国での発売となります。

 日本国内の太陽電池市場は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を背景として急速に成長していますが、大規模太陽光発電所(メガソーラー)は、土地の選定や高圧配電線の有無を確認する必要があるため設計から施工完了まで時間を要するケースもあります。「小規模発電所パック」は、設備容量を50キロワット以内に抑えることで低圧配電線への接続による発電事業を可能にし、42円/キロワット時(税込)の売電価格が適応される期間中に太陽光発電設備に関する準備を完了することができます。

 ソーラーフロンティアが独自で開発したCIS薄膜太陽電池は、影や高温に強いという特徴を備えているため、北海道から沖縄まで広い地域で十分な性能を発揮します。ソーラーフロンティアは、日本製の太陽電池パネルを提供できる数少ない日本企業として、今後も日本の再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。


以上


 ※「小規模発電所パック」の概要などは添付の関連資料を参照

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