Article Detail
大和ハウス、大和エネルギーと九州でメガソーラー事業を開始
メガソーラー事業第一弾
九州最大規模のメガソーラーを建設・運営します
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)と大和エネルギー株式会社(本社:大阪市、社長:松嶋秀和)は、再生可能エネルギーの活用による、化石燃料に依存しない社会の実現に向け、メガソーラー事業を開始します。
その第一弾として、2012年7月、福岡県北九州市の「ひびき国際物流センター(大和ハウス工業所有)」の屋根面に、九州地方では最大規模の総出力2MW(メガワット)のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し、2012年10月より、発電した電力を九州電力へ売電します。
今後、国内では低炭素社会の実現に向けて、メガソーラーの建設が活発化していくと予想されます。自治体や各企業が保有する未利用地などを活用したメガソーラーの計画について、大和ハウスグループが永年培ってきた技術力を活かし、企画から開発、工事、運営管理までワンストップのサービスを提案し、2012年度に10MW、2014年度までに太陽光発電と風力発電をあわせて計70MWの再生可能エネルギー発電事業に取り組みます。
さらに、小水力発電などの再生可能エネルギーの普及にも積極的に取り組んでいきます。
〔ひびき国際物流センター設置イメージ〕
※添付の関連資料「イメージ画像」を参照
1.事業参入の経緯
大和ハウスグループでは、2007年2月に愛媛県佐田岬半島において、風力発電機9基(総出力9MW)を建設・運営するなど、再生可能エネルギーに注目してきました。
一方で、昨年発生した東日本大震災に伴う電力不足によって、再生可能エネルギーの活用への関心は高まり、さらに2012年7月から開始された「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」を受け、地方自治体および各企業では、全国各地でメガソーラーの計画を進めています。
そのような中、大和ハウスグループでは、これまで建設してきた物流倉庫の屋根面や遊休地、未利用地にメガソーラーを計画し、積極的に発電事業を展開していくことになりました。
2.事業概要
※添付の関連資料を参照
●建物概要
建物名称:ひびき国際物流センター
所在地:北九州市若松区響町3−1−5
敷地面積:38,700m2
建物延床面積:23,900m2
発電稼動時期:2012年10月
屋根面積:23,200m2
構造:平屋建て高床式鉄骨造
太陽光発電システム設置容量:2MW
太陽光発電モジュール:京セラ製多結晶シリコンセル(8,244枚)
以上