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日本オラクル、アウトソーシング社に「SPARC SuperCluster T4−4」を導入

2012-07-14

株式会社アウトソーシング、全社共通基盤に「SPARC SuperCluster T4−4」を採用

〜「Oracle Solaris 11」を搭載した汎用エンジニアド・システム「SPARC SuperCluster T4−4」を国内で初めて採用〜


 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、国内外で生産アウトソーシング事業を展開する株式会社アウトソーシング(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:土井 春彦)が、グループ企業の急増を受け、経営情報・人事情報の一元管理を目的に全社共通基盤を構築、その基盤として最新のオペレーティング・システム(OS)「Oracle Solaris 11」と「SPARC T4」サーバーを搭載した汎用エンジニアド・システム「SPARC SuperCluster T4−4」(読み:スパーク・スーパークラスター・ティーフォー・ダッシュ・フォー)を採用したことを発表します。「SPARC SuperCluster T4−4」の採用は、日本企業として初めてとなります。

 アウトソーシング社は製造業分野における生産工程の請負、および人材派遣業を中心に発展し、2011年12月期の売上高は過去最高の323億円を達成しました。積極的なM&Aを推進し、グループ子会社は国内に13社、アジアを中心に海外に13社を有し、従業員は1万人以上に上ります。M&Aによって多くの企業が加わったことで、多様な業務手法や異なる経営・人事情報管理では、統一した基準で把握することが困難となり、全体の業務やさまざまな指標を統合し、情報の一元管理・分析が急務でした。

 アウトソーシング社は今後の事業拡大に備えITをシンプル化し統合すること、また災害・障害時であっても事業継続性を確保できるシステムの刷新を目的に、「Oracle Solaris 11」を搭載する「SPARC SuperCluster T4−4」を全社共通基盤として採用を決定しました。この共通基盤上で稼働するアプリケーションとして、グループの経営情報を一元的に管理・分析できる「Oracle Business Intelligence 11g」も採用し、2012年秋から順次稼働を開始する予定です。

 アウトソーシング社はオラクル製品を採用した全社共通基盤の構築にあたり、以下の特長を高く評価しています:
  −ハードウェアからOS、データベース、アプリケーションまでオラクルが一貫して提供することにより、事前検証済みの構成、統合サポート体制、万全な保守を提供し、構築工数の削減、運用負荷の軽減を実現
  −「Oracle Business Intelligence 11g」をはじめとしたオラクルが提供するさまざまなアプリケーションを高速かつ安定的に稼動させることが可能となり、より高いビジネス・パフォーマンスが実現可能
  −将来、リソースを再配置することで柔軟に性能やストレージ容量を拡張でき、さらにコア単位でソフトウェア・ライセンスを購入できるため、初期投資を抑えながらビジネスの成長に合わせて段階的な投資が可能
  −「SPARC SuperCluster T4−4」が発揮する高パフォーマンスにより、リソースを気にせずに、多種多様な業務システムを単一プラットフォーム上に集約・統合が可能

・本日発表したアウトソーシング社における「SPARC SuperCluster T4−4」の導入に際して、構築を含む運用・保守は、アウトソーシング社のIT子会社であるアスカ・クリエイション株式会社が主導し、グループのビジネス変化に柔軟に対応する体制を整えました。NTTビズリンク株式会社が提供するデータセンターに同製品を設置し、NTT東日本が提供する次世代広域イーサネット・サービスを利用することにより、高可用性の通信インフラを構築しました。また、企業向けインターネット・プロバイダであるインターナップ・ジャパン株式会社が提供するSLAに基づいたネットワーク・サービスによる、「SPARC SuperCluster T4−4」を基盤としたアウトソーシング社の海外子会社間のシステム運用にも対応します。


●参考資料
・「SPARC SuperCluster T4−4」について
 「SPARC SuperCluster T4−4」は、最新の「SPARC T4」プロセッサを最大4個搭載する「SPARC T4」サーバーの上位機種「SPARC T4−4」を搭載しています。それに加え「Oracle Solaris」、「Oracle Exadata」で実証済みのストレージ・コンポーネント「Exadata Storage Cell」、ミドルウェアの処理を高速化する「Oracle Exalogic Elastic Cloud Software」、アプリケーション同士の高速な接続を実現するInfiniBand スイッチ、データ圧縮・重複排除機能を搭載した統合ストレージ基盤「Sun ZFS Storage 7320 Appliance」を事前に統合し、構成を最適化することで導入期間を短縮できます。また、仮想化技術「Oracle VM for SPARC」や「Oracle Solaris Zones」により、アプリケーションを安全に仮想化し、システムを統合することが可能です。
*オラクル調べ。前世代のサーバーとの比較


 ※製品画像1は添付の関連資料を参照

・「SPARC SuperCluster T4−4」の詳細:
 http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/servers/sparc-enterprise/supercluster

・「SPARC T4」サーバーと「Oracle Solaris」について
 「SPARC T4」サーバーは、単一スレッド当たりの処理速度を5倍以上高速化*しています。
 シングル・スレッド性能を重視するミッション・クリティカルなワークロードと、大量データの同時並列処理の両方に高い性能を発揮します。そのため、異なった性能要求をもった複数のアプリケーションを1台のサーバーに集約し、システムを簡素化して稼働率を改善できます。「Oracle Solaris」の最新版である「Oracle Solaris 11」は、要件の厳しいエンタープライズ・アプリケーションの実行環境としてセキュリティ、性能、運用性、拡張性などの要件に柔軟に対応するよう設計されています。また、サーバーの仮想化機能に加え、ストレージ・リソースの仮想化機能も標準で提供します。

*オラクル調べ。前世代のサーバーとの比較


 ※製品画像2は添付の関連資料を参照


・「SPARC T4」サーバーの詳細:
 http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/servers/sparc-enterprise/t-series

・「Oracle Solaris」の詳細
 http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/solaris


●オラクルについて
 オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

*OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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