日本システムウエア、ユビキタス社と高速起動技術「ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ」のエンジニアリングサービスで協業

ＮＳＷ、株式会社ユビキタスとＱｕｉｃｋＢｏｏｔエンジニアリングサービスにおいて協業
〜ＡＲＭアーキテクチャを用いたＡｎｄｒｏｉｄソリューションの提供加速に向けて〜



　独立系ＩＴソリューションプロバイダのＮＳＷ（日本システムウエア株式会社、本社：東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長：青木　正）は、株式会社ユビキタス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：家高　朋之、以下ユビキタス社）と協業し、同社の高速起動技術である「Ｕｂｉｑｕｉｔｏｕｓ　ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ（ユビキタスクイックブート、以下ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ）」のエンジニアリングサービスを１２月１日より開始いたします。これにより、当社はＡＲＭアーキテクチャを用いたＡｎｄｒｏｉｄソリューションの提供を加速させてまいります。

　「ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ」は、ユビキタス社が独自に開発したメモリ管理技術により、ＬｉｎｕｘなどのＯＳ上で、数秒程度でアプリケーションを起動状態にすることのできる高速起動技術です。通常では５０秒程度かかる起動時間が「ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ」を使用することで、最速１秒に短縮することが可能です。

　当社は、以前より組込みソフトウエアに着目し、アプリケーションソフトからドライバ開発まで幅広く手掛けてきました。その中で培ってきた組込みソフトウエア技術、特にＡＲＭプラットフォームへのＬｉｎｕｘＯＳポーティング、デバイスドライバ開発、システム構築のノウハウを生かし、Ａｎｄｒｏｉｄソリューションに力を入れております。本協業により、当社の技術と「ＱｕｉｃｋＢｏｏｔ」を活用することで、Ａｎｄｒｏｉｄプラットフォームを利用した携帯機器、デジタル家電へのソリューション提供を推進してまいります。


以上


＜関連リンク＞
　■株式会社ユビキタスＷｅｂサイト（http://www.ubiquitous.co.jp/）


＜株式会社ユビキタスについて＞
　２００１年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウエアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連（ホームネットワーク関連・暗号技術を含む）、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウエアを提供しています。


＜ＮＳＷ（日本システムウエア株式会社）について＞
　１９６６年に創業。携帯電話・デジタル情報家電などの組込みシステム開発を行うほか、ＬＳＩやボードの設計開発も手掛けています。また、各業種の基幹系システムや、金融・保険・クレジット・公共・製造・流通・店舗向けなど業種対応システムの開発、ＷＥＢサイトやＥＣサイトの構築、および大規模システムの運営、データセンターでのアウトソーシングまでをワンストップで提供します。詳細は、http://www.nsw.co.jp/をご覧ください。