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パナソニック、ヤフーと協業し「Yahoo!オークション」に対応した薄型テレビを共同開発
ヤフーと協業 「テレビでネット」機能を拡張
業界初(※1) テレビ向けオークションサービスを共同開発
2011年春 実用化予定
パナソニック株式会社は、ヤフー株式会社(以下、ヤフー)と協業し、同社が提供するインターネットオークションサービス「Yahoo!オークション」に対応した薄型テレビを、業界で初めて(※1)共同開発しました。
1999年よりサービスが開始された「Yahoo!オークション」は、国内最大のインターネットオークションサービスとして幅広いユーザーに利用されています。
今後、当社とヤフーは、ユーザーインターフェイスとなる画面デザインや操作性の追及、更には、課金システムのあり方など、ご家庭で気軽にお楽しみいただける、テレビならではの機能・サービスの検証を重ね、来春の実用化を目指します。
尚、本開発品は、本日より幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」(会期:10月5日〜10月9日)に参考出展します。
出展品には、「Yahoo!オークション」のほかにも、ヤフーが提供する「X BRAND」(※2)、株式会社ビューンの「ビューン」(※3)、株式会社ACCESSが発行するライフスタイル誌「東京カレンダー」(※4)など、幅広いジャンルのテレビ版電子雑誌閲覧機能も搭載しており、当社が提供するインターネット機能 「テレビでネット」を更に拡充させた新しいインターネットサービスとして提案します。
加えて、当社は本日、テレビ向け電子商取引(Eコマース)、いわゆる「Tコマース」の実用化を視野に、日本最大のインターネットショッピングモール「楽天市場」をはじめ、さまざまなネットビジネスを展開する楽天株式会社(以下、楽天)と共同研究を進めることで合意しました。「TV−EC」ならではの使い勝手を追求し、今後日米欧を中心としたグローバル市場へのサービス提供を目指した検証を進めていきます。
当社は、2003年5月、デジタルテレビ向け生活情報ネットワークサービスとして「Tナビ」サービスをサービス提供事業者との連携により開始すると共に対応テレビを発売しました。また、2008年から米欧を中心とした海外市場向けにテレビにおけるネットワークサービスである 「VIERA CAST」を展開。以降、テレビユーザーと親和性が高い、時代を先取りしたインターネットサービスを拡張することで、インターネットテレビのジャンルにおいても常に業界をリードしてきました。
近年、PCをはじめとする様々な携帯情報端末が普及する一方で、リビングで、ファミリーで、気軽に楽しめる薄型テレビのネット対応機能に対するニーズが高まってきています。また、薄型テレビの需要が世界的に拡大する中で、そのニーズは一層多様化する傾向にあります。
パナソニックは、PDPをはじめとする大画面・高画質な薄型テレビの技術進化を重ねるとともに、お子様からご高齢者までが簡単に使える情報ツールである「薄型テレビ」の可能性を更に追求する事で、今後も、新しいエキサイティングなテレビ体験を創造して参ります。
◆「テレビでネット」の『新インターネットサービス』
※添付の関連資料を参照
〔用語説明〕
※1:国内のテレビ向けオークションサービスとして、2010年10月5日現在、当社調べ。
※2:「X BRAND」は、Yahoo! JAPANと国内有数の雑誌ブランド約20誌がパートナーシップを組んだ、新しいスタイルのオンラインメディア。「X BRAND」専属の編集部が各誌の特色を生かし、再編集して掲載している。
※3:「ビューン」は、30を超える最新の新聞・雑誌・テレビが楽しめる電子書籍サービスで、現在、スマートフォン/タブレット端末や携帯電話向けにサービスを提供している。
※4:「東京カレンダー」は、東京のグルメ情報を中心としたライフスタイル誌で、現在、紙版並びにスマートフォン/タブレット端末や高機能携帯上で閲覧できる電子版が提供されている。
以 上