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NTTソフトウェア、「クラウド推進室」「ビッグデータ推進室」を新設

2012-07-04

〜オープン系クラウド技術とビッグデータに注力〜
クラウド時代を先導する「クラウド推進室」と「ビッグデータ推進室」を7月1日に新設



 NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 伸一)は、クラウド時代を担う新しい技術を確立し、ソリューションビジネスを推進するため、技術開発センター内に2つの推進組織、「クラウド推進室」と「ビッグデータ推進室」を7月1日に新設します。


1.背景
 最近、スマートフォンなどからインターネットのサービスを利用することが増えていますが、そのサービスを提供するためにクラウド技術が用いられることが多くなっています。また、巨大データの格納方法を工夫し、専用の分散処理技術を用いて解析するビッグデータ(*1)処理により、従来技術では困難であった異常事象などの検知を行い新たなサービスを実現することが期待されています。

 クラウド技術とビッグデータ処理技術は、今やこのようなサービスを行う情報処理システムの構築だけにとどまらず、複数拠点にまたがるデータセンターや大規模データストレージの構築に不可欠となっています。また、一方で、クラウド技術とビッグデータ処理技術は今も発展を続けており、利用形態の多様化や新サービスの開発によりクラウドとビッグデータビジネスは、今後も拡大が期待されています。


2.新設する組織
 (1)クラウド推進室
   NTTソフトウェアが有する大規模システム制御技術と運用技術、オープンソースソフトウェア(OSS)(*2)技術をベースに、クラウド技術の確立を行います。OpenStack(*3)やCloud Foundry(*4)などのオープン系技術に関する開発を強化し、OSSコミュニティへの貢献、社外への情報発信を積極的に実施します。これらの活動を通じて、お客さまの多様なリクエストに対応し、クラウド技術を活用したソリューションを提供することにより、新たな付加価値を生み出します。

 (2)ビッグデータ推進室
   従来からNTTグループとともに取り組んでいた大量データ処理・大規模分散処理などのビッグデータに関する技術開発と運用ノウハウの蓄積を活性化し、お客さまに適したソリューションを創出して提案していきます。あわせて、現在多方面で活用されているリレーショナルデータベース管理システムPostgreSQL(*5)に関しても、保守メニューの強化・外部研修などを展開し、お客さまに安心してご利用いただけるよう取り組んでいきます。


【用語解説】
 *1:ビッグデータ
   従来のデータベースシステムでは処理が困難な規模のデータの集まり。このようなデータを分析することにより、従来技術では把握することができなかった事象を発見し、自動処理することを目指す。
 *2:オープンソースソフトウェア(OSS)
   ソースコードが無償で公開され、誰でもその改良や配布を行うことができるソフトウェア
 *3:OpenStack
   CPU、ストレージ、ネットワークなどをサービスとして提供するクラウド基盤IaaS(Infrastructure as a Service)を実現するオープンソースソフトウェア
 *4:Cloud Foundry
   アプリケーションを稼働させるための基盤をサービスとして提供するPaaS(Platform as a Service)を実現するオープンソースソフトウェア
 *5:PostgreSQL
   オープンソースソフトウェアリレーショナルデータベース管理システム。


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