イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

仏サノフィ、糖尿病の新薬開発に向けジョスリン糖尿病センターと提携

2012-07-04

糖尿病の新薬開発に向け
サノフィとジョスリン糖尿病センターが提携

ハーバード大学医学部関連施設との共同研究により新薬開発を目指す


 フランス、パリ−2012年6月19日−サノフィ(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY)とハーバード大学医学部付属の教育研究機関であるジョスリン糖尿病センターは本日、糖尿病と関連疾患の治療に向けた新薬開発を促進する新たな研究提携契約を締結したことをお知らせいたします。今回の提携は、米国マサチューセッツ州ボストンで開催された2012年バイオ国際会議(Bio International Convention)において発表されました。

 ジョスリン糖尿病センターは糖尿病の研究と治療に豊富な経験を有する施設で、今回の提携契約では糖尿病とこれに関連する代謝障害における4つの領域を重要分野とし、糖尿病の後期合併症の治療に用いるバイオ医薬品や低分子医薬品の候補となる新規物質や、効果を絞り込んだ新規インスリンアナログの創薬を目指します。また、インスリン抵抗性やパーソナライズド・メディシン(個別化医療)にも取り組み、糖尿病患者さんの生活改善を目標とする研究も行います。

 サノフィの国際研究開発部門のプレジデントであるエリアス・ザフーニ博士は、「サノフィ糖尿病領域部門とジョスリン糖尿病センターという糖尿病治療における二大陣営の提携は、糖尿病の本質をより良く理解し、新しい治療法の開発に向けた新たな道筋を示す可能性があります。また本提携は、糖尿病の管理とケアの改善と革新的な研究戦略の策定に向けたサノフィの取り組みを示すものでもあります」と述べています。

 サノフィは契約条件に従い、研究結果の商業化におけるオプション権を保有します。また両者とも、内部での研究に関わる知的財産を使用する権利を得ます。

 今回結成される合同チームのリーダーとなるC・ロナルド・カーン博士(ハーバード大学メアリー・K・アイカコッカ医学部教授、ジョスリン糖尿病センター主席学術責任者)は、「今回の機会により、糖尿病と関連代謝障害の研究や診療に関わる製薬業界の専門家と当研究所の科学者らが結集します。これにより素晴らしいコラボレーションが生まれ、糖尿病治療と患者ケアの進歩をもたらす革新的な研究が行える可能性が大いにあります」と述べています。

 本提携における財務に関する契約の詳細については公表しておりません。


以上


※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版