Article Detail
エルピーダメモリ、デジタル家電向け2GビットDDR3 SDRAMのサンプル出荷を開始
世界最小のデジタル家電向け2Gビット
DDR3 SDRAM(×16 I/O構成)のサンプル出荷を開始
当社従来品に比べ、消費電流を30%削減
※製品画像は関連資料を参照
エルピーダメモリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼CEO:坂本幸雄 以下、エルピーダ)は、このたび、デジタル家電向け2GビットDDR3 SDRAM「EDJ2116DEBG」、「EDJ2108DEBG」のサンプル出荷を開始いたしました。この製品はデジタル家電機器に求められる×16ビットI/Oをサポートする製品として世界最小のチップサイズを実現いたしました。
このたびサンプル出荷を開始した2GビットDDR3 SDRAMは、2011年以降に主流となる高速なDDR3−1600(1600Mbps)規格に対応、また低電圧(1.35V)駆動のDDR3L−1333やデジタル家電用途での性能向上を図れるDDR3−Plus(シームレスBL4アクセス)にも対応し、デジタル家電用途に最適な製品です。
消費電流は従来のデジタル家電向け×16ビットI/O品に対して約30%削減、1.35Vの低電圧駆動とあわせてセットの消費電力低減が図れるエコフレンドリーなDRAMです。
本製品の特長
●×16/×8ビットI/O
●DDR3−1600の高速アクセス
●1.35V駆動のDDR3L対応
●DDR3−Plus(シームレスBL4アクセス)
●データ出力バッファを小出力に設定可能(RZQ/5)
ターゲットアプリケーション
●デジタルTV、BDプレーヤー、BDレコーダー、セットトップボックス、その他デジタル家電機器
●タブレットPC
本製品はすでにサンプル出荷を行っており、量産開始は2011年1−3月期を予定しております。
以上