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いすゞ、中国市場でのCV事業強化などで新たに合弁会社2社を設立
いすゞ、中国事業の取組みについて
−新合弁会社の設立−
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:細井行、以下「いすゞ」)は、中期経営計画に基づき、世界最大の商用車市場である中国でのCV事業の強化と、大型商用車のグローバル競争力強化を目的に、この度、パートナーである慶鈴汽車グループ(以下「慶鈴」)との間で、重慶に新しい車両開発合弁会社及び車両コンポーネントの製造・購買・輸出合弁会社を設立することといたしました。
近年、中国の商用車市場は急速に拡大し、大型商用車の需要は2010年には100万台を越える世界最大の商用車市場となりました。いすゞは、慶鈴において2001年4月に重型トラック(日本の中・大型トラック相当)の生産を開始し、多くのお客様に、耐久信頼性をはじめとしたいすゞ重型トラックの価値を、高くご評価頂いております。
今回、中国の極めて大きな需要と、いすゞブランドの強みを活かし、中国における大型商用車事業を強化致します。車両開発合弁会社では、パートナーである慶鈴と次世代大型車の共同開発を中国国内で進めることにより、慶鈴及び中国の部品サプライヤーと協業しながら、市場ニーズに適合し、高いコストパフォーマンスを備えた次世代大型車をよりスピーディーに開発してまいります。また、製造・購買・輸出合弁会社では、大型エンジンの主要部品を国産化することで、低コスト化を図り、慶鈴へ供給するとともに、日本が必要とする車両コンポーネント及びエンジン部品の現地調達及びいすゞへの供給を通じて、大型商用車のグローバル競争力強化を目指します。
以上
*合弁会社概要は添付の関連資料を参照
※1:両株主間で、設立時に1億8千万ドル、2年後を目処にさらに6千万ドルの増資を応分の負担で実施することにつき合意しております。