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富士フイルム、「自然」「鮮やか」の2モードが選べる6色インクジェット式デジタルミニラボを開発
「自然な色再現」、「鮮やかな色再現」の選べる2つのモード
新開発6色インクシステムでさらなる高画質も実現!
インクジェット方式「フロンティアドライミニラボ DL650」
開発発表
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆(*))は、インクジェット方式のデジタルミニラボの新ラインアップとして、新開発の6色インクシステムにより画質性能を高めた「フロンティアドライミニラボDL650」を新たに開発いたしました。お客様の仕上がりイメージに合わせて選べる「自然な色再現」、「鮮やかな色再現」の2つのモードを搭載し、高品質なプリントが得られます。また、時間当たりの印画枚数も向上させ、高い処理能力を実現しました。
*社長名の正式表記は添付の関連資料を参照
富士フイルムは、デジタルカメラで撮影した画像をフジカラーのお店で写真プリントするサービスを“お店プリント”として展開しています。このサービスを実現しているのが、デジタルミニラボ「フロンティア」です。当社は平成20年より銀写真方式に加え、インクジェット方式のデジタルミニラボの展開を開始し、お店の使用用途に適したプリンター機器をお選びいただけるよう「フロンティア」のラインアップを拡充してきました。
今回発売する「フロンティアドライミニラボDL650」は、当社が銀写真プリント(※1)で培った目で見たままの色を表現する「自然な色再現」、より彩度を高め色調を強調したい場合に最適な「鮮やかな色再現」の2種類のモードを搭載。お客様が求める仕上がりイメージに合わせてどちらかのモードを選び、最適な画像処理を行うことで満足感の高いプリントの提供が可能です。
さらに、スカイブルーとピンクのインクを新たに採用した新開発6色インクシステムを搭載し、さらなる高画質を実現しました。「標準画質」、「高画質」の2種類のメニューから、目的に合わせてお使いいただけます。
●「標準画質(720dpiX720dpi)」
従来機「DL600」での高画質な描写力はそのままに、印画スピードを向上させ、従来機約1.5倍となるLサイズ約1,120枚/時の高い処理能力を実現しました。
●「高画質(1,440dpiX1,440dpi)」
従来機と同等の印画スピードを保ったまま、より高い粒状性となめらかな階調の表現を可能にします。特に、肌色や青い空、グレーの背景など中間色の再現性が一段と向上しました。
この他、従来の当社製ドライミニラボペーパーと比べて厚みを持たせた約280μmの「フロンティアドライミニラボDL650」専用厚手ペーパー「FUJIFILM Professional Dry Photo Paper(グロッシー/ラスター)」を新たに開発。より耐久性に優れたプリントがほしいという写真館やプロラボのニーズにお応えします。
なお、「フロンティアドライミニラボDL650」は、6月26日〜27日に東京ビッグサイトで開催される「PHOTO NEXT2012」に展示いたします。
富士フイルムは、今後も多様化するお客さまのニーズをとらえ、様々な出力方式のプリント機器を最適に組み合わせて活用することで、さらに便利で付加価値の高い商品・サービスをご提供し、写真文化の発展に貢献していきます。
※1 支持体上にハロゲン化銀と発色剤を含む写真感光材料に露光した後、現像処理して得られた写真プリントのこと。
記
1.製品名称:フロンティアドライミニラボDL650
2.発売時期:平成24年秋発売予定
*主な仕様は添付の関連資料を参照
■本件に関するお問合せは、下記にお願いいたします。
お客さま 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 TEL 03−5962−6291
インターネットアドレス http://fujifilm.jp