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アイリスオーヤマ、稼働日変更など2012年夏期の電力不足に対する取り組みを発表
2012年夏期の電力不足に対する取り組みについて
生活用品製造卸のアイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:大山 健太郎)から、今夏の電力不足を回避するための企業としての取り組みについてご報告いたします。
当社は昨年、東日本大震災の影響に伴う政府の節電対策を受け、東京電力および東北電力管内でのピーク時間帯の電力使用量を15%削減することを目標に掲げました。その結果、照明のLED化やサーキュレーターを併用した空調の設定温度調整などの取り組みにより20%削減することができました。今夏、平日のピーク時間帯の電力供給不足に対応するため、昨年同様の取り組みのほか、全国の各工場で下記の取り組みを実施いたします。
■製造部門の稼働日変更
電力使用の大部分を占める製造部門※の休日を木曜・金曜に設定します。また、需要増が見込まれるお盆前に夏期休業を設定することで、各電力管内での電力不足回避に努めます。
※管理部門が集まる角田工場でも電力消費量の60〜65%を製造部門が占めています。
*【製造部門のシフト】 【夏期休業のシフト】は添付の関連資料を参照
【対象工場】
角田工場(宮城県)・埼玉工場(埼玉県)・米原工場(滋賀県)・鳥栖工場(佐賀県)
※大河原工場・富士小山工場・三田工場は生産集約につき稼働低減のため対象外
※北海道工場は稼働日を変更せず、夜中心の製造にシフトすることで対応
【対象期間】
7月〜9月(鳥栖工場のみ6月〜9月)
■人感センサー付LED照明への切り替え
物流部門において人の出入りの少ない場所は人感センサー付LED照明に順次切り替えてまいります。人がいる時だけ点灯するので、照明のさらなる節電が期待できます。
*参考画像は添付の関連資料を参照
■残業削減強化週間の実施
7月と8月に残業削減強化週間を設け、「業務時間短縮=節電」の意識付けを図ります。
【対象期間】
・7月9日(月)〜13日(金)
・8月6日(月)〜10日(金)
【取組内容】
・対象期間の18:00〜18:10(10分間)は照明・空調を一時消し、退社を促す
・7月11日(水)・8月8日(水)をノー残業デーとし、全従業員の定時退社を目指す
■その他の節電対策
昨年に引き続き、下記節電対策を実施します。
・クールビズの実施 :男性従業員は半袖・ノーネクタイ
・照明のLED化:自社で生産しているLED照明を導入しています
・空調の最新機種導入 :消費電力の少ない最新の空調に入れ替えました
・サーキュレーターの活用:エアコンと併用することでエアコンの運転効率を上げます