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大日本印刷、企業向けアーカイブシステム「デュアルシーブ」に文書・映像などの資料管理機能を搭載
企業向けアーカイブシステムに新機能搭載
年表データに加えて、文書や映像などの歴史資料をDB管理する『デュアルシーブ3.0』を発売
<「デュアルシーブ3.0」の詳細>
http://www.dnp.co.jp/cio/solution/detail/10032598_5309.html
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、社史・年史編集の基礎資料となる企業内情報の管理システム『年史編集デュアルシーブ』に、物品資料情報を効率的に管理できる機能を搭載した新バージョン『デュアルシーブ3.0』を6月22日に販売開始します。
「年史編集デュアルシーブ」は、年史編纂業務に特化したデータベースシステムとして、DNPが2002年に開発し、現在ASPでも提供しています。今回、基本システムである年表形式の情報データベースに加えて、「デュアルシーブ3.0」では写真や印刷物、映像資料、製品など多岐にわたる物品資料の情報を効率的に管理できる「資料データベース」の機能を新たに搭載しました。
※参考画像は添付の関連資料を参照
【開発の背景】
DNPは、約2,000社に及ぶ企業の年史編集業務を通じて培ったノウハウとITを活用して、1998年に、企業内資料・情報を体系的にデータベース化するシステム『デュアルシーブ』を開発しました。その後、2002年に社史・年史の編集作業の効率化に特化した『年史編集デュアルシーブ』を、2007年に検索機能や操作性を向上させた『年史編集デュアルシーブ2.0』を開発し、ASPサービスとしても提供していました。『デュアルシーブ』は、年史編集作業の効率化だけでなく、企業の歴史的資産である資料や情報を、社員が社内ネットワークを通じて共有し、日常業務の中で活用できる点が高く評価されており、これまでに約50社に採用されています。こうした実績の中で、「年・月・日」という時間軸の情報管理に加えて、関連する印刷物や映像、製品などの物品や時期不明の文書資料などについても同様に管理できる機能が求められていました。
【デュアルシーブ3.0の概要】
「デュアルシーブ3.0」は、「相互リンク」機能によって、年表情報と物品資料情報を、一つのデータベースシステム内で相互に連携することができるため、例えば、年表情報に関係する物品資料を紐付けた一元管理が可能です。当システムには、「資料データベース」と「年表データベース」の両機能を持つ標準版と、従来型の年表情報データベース機能のみ、または資料データベース機能のみの低価格版があります。
<バージョンアップした主な機能>
1.一つのデータベースシステムの中に「年表データベース」に基づく「年表カテゴリー」と「資料データベース」に基づく「資料カテゴリー」の二つのカテゴリーを持ち、双方の情報をリンクさせて管理できるデータベースです。
2.検索画面では、年表・資料それぞれのカテゴリー内の詳細検索と、両カテゴリーを横断した検索が可能です。
3.UTF−8に準拠しており、JIS第3水準・第4水準の文字にも対応しています。
4.ログ管理機能を装備し、データベースの検索・閲覧の動向が把握できます。
5.オプションで、資料の貸出・承認機能などの追加機能をカスタマイズすることも可能です。
【価格と売上目標】
・標準版(年表データベース+資料データベース) 180万円
・低価格版(年表データベースのみ、又は資料データベースのみ) 120万円
※価格は税抜きです。
DNPは、当システムの販売および資料整理や年史編纂などの付帯サービスも含めて、年間1億円の売上を目指します。