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井関農機、「肥料」の無駄を削減できる「エコうねまぜ君」の4うね仕様を発売
低コスト農業を応援!
「肥料」の無駄を削減!
「エコうねまぜ君」4うね仕様が新登場!
ヰセキトラクタ用うね内部分施用機エコうねまぜ君
当社はこのたび、「肥料」の無駄を削減できる「エコうねまぜ君」に4うね仕様をラインアップし、新発売します。
1.開発のねらい
化学肥料の価格が依然として高止まりしている状況の中、より一層の生産コスト低減が求められる畑作市場へ向けて、「肥料」の無駄削減・経営コスト低減を推進する「エコうねまぜ君」に4うね仕様をラインアップし、大規模野菜栽培農家を応援します。
エコうねまぜ君は(独)農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)との共同研究によりUBS213(3うね仕様)、UBS13−2U(2うね仕様)、UBS13−HT(平高うね仕様)、UBS−SFM8(全面マルチ仕様)を発売し豊富なバリエーションを取り揃え、小・中規模から大規模栽培農家まで利用拡大を図ります。
2.発売型式
「エコうねまぜ君」UBS24−4U(4うね仕様)
3.主な特長
1)低コストで環境保全
従来の全層施用はうねの全面に肥料が散布されますが、作物の根が伸びる範囲は限られ、無駄が生じています。
この無駄な部分は作物が吸収することもなく、雨で河川に流出するか、地下へ浸透(もしくは雑草が吸収)しています。
エコうねまぜ君は、この無駄をなくし、作物が必要とする所に必要なだけ散布することにより、全層施用に比べ、約30%程度の肥料の削減が可能です。元々作物が使っていない無駄をなくすだけですので、作物の生育・収量には影響しません。
※参考画像は添付の関連資料を参照
2)部分施用で経済的(※)
爪軸に装着された円盤により、散布した肥料を円盤の内側で攪拌します。うねを成形する時に円盤の外側に肥料を逃しませんので、うねの中に部分的な施用が可能になります。
※ロゴ(オンリーアイマーク)は、添付の関連資料を参照
3)作業の効率化・省力化が可能
施肥作業およびうね立て作業を同時に行い、1工程で4うねの成形が可能ですので、作業の効率化が図れます。また、燃料消費量の削減にも繋がります。
4)大規模対応
ロータリにサイドドライブ方式を採用しました。また、耐久性の向上を行い、大規模営農の体系に合わせて作業幅を広め、複条化を図りました。
5)大容量の肥料タンク
左右に各120Lの肥料タンクを装備し、粒剤の肥料を同時散布します。ステップ台を標準装備していますので、肥料の補給が楽に行えます。また、作業機を上昇させると、自動で肥料散布を停止します。
4.主要諸元
添付カタログをご参照願います。
5.発売時期
平成24年6月
6.販売目標台数
年間20台
7.希望小売価格(消費税込)
UBS24−4U 1,880,000円
※製品画像は添付の関連資料を参照