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大和証券グループ、途上国の農業ビジネスを支援する「アグリ・ボンド」を発行・販売
ラボバンクによる『アグリ・ボンド』発行・販売のお知らせ
〜投資を通じて途上国における持続可能な農業ビジネスを支援する〜
コーペラティブ・セントラル・ライファイゼン・ボエレンリーンバンク・ビー・エー(ラボバンク・ネダーランド)(以下、「ラボバンク・ネダーランド」という。)および大和証券グループは、『アグリ・ボンド』(以下、「本社債」という。)の発行および販売を行うことをお知らせいたします。
本社債は、ラボバンク・ネダーランドによる初めての農業をテーマとした売出社債として発行され、大和証券株式会社が売出しを行い、日本の個人投資家および機関投資家に販売いたします。
アグリ・ボンドは、途上国における農業ビジネスの持続可能性を促進することを主眼とした様々なプロジェクトや貸付その他の金融支援への取り組みを行うラボバンク・ネダーランドをサポートする機会を投資家に提供します。本社債はトルコ・リラ建で2012年7月に販売される予定です。なお、本社債の元利金は、ラボバンク・ネダーランドの信用力のみに基づいて支払われるものであり、既述のプロジェクトや貸付およびその他の金融支援の結果に直接の影響を受けるものではありません。
21世紀において、世界が直面する最も大きな問題の一つが、いかにして2050年までに90億人の人間に食糧を供給できるようにするかであり、途上国における農業ビジネスのあり方は、この問題に関する社会的責任と持続可能性についての重要な要素となります。
増加する世界人口と食糧生産への需要問題に直面する現代において、環境悪化の抑制と農産業に携わる人々の生活向上のためには、特に途上国において持続可能性のある農業ビジネスを導入することが非常に重要であると、ラボバンク・ネダーランドは考えています。
ラボバンク・ネダーランドの長期資金調達グローバル・ヘッドであるマイケル・ガウワー氏は、「我々の歴史を通じて、ラボバンクは食品および農業ビジネスセクターと強固なパートナーシップを築くことに注力してきました。未来に目を向けた事業活動を実践していく中で、当該セクターと我々の関係は、単なる金融サービスの提供という枠組みを超えて、我々のパートナーのビジネスが、効率的で持続可能な成長を遂げるよう、共に努力していく関係へと広がってきています」と述べています。
日本の投資家は、ラボバンク・ネダーランド初の発行となるアグリ・ボンドへの投資を通じて、途上国における持続可能な農業ビジネスを支援することができるといえます。
※アグリ・ボンドの概要などは添付の関連資料を参照