武田薬品、ファイザー製品13品目の仕入販売を12月末で終了

日本における武田薬品によるファイザー製品の仕入販売について



　武田薬品工業株式会社（本社：大阪市中央区、以下「武田薬品」）とファイザー株式会社（本社：東京都渋谷区、以下「ファイザー」）は、両社の仕入販売契約に基づき、ファイザーの１５製品（旧ワイス株式会社製品）について武田薬品が仕入販売を担ってまいりましたが、このたび、そのうちの１３製品について２０１２年１２月末をもって武田薬品による仕入販売を終了し、製造販売元であるファイザーが販売を開始することとなりましたのでお知らせします。なお、小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー（Ｒ）」および血友病Ｂ治療剤「ベネフィクス（Ｒ）」（一般名：ノナコグアルファ）については、２０１３年１月以降も武田薬品が仕入販売を継続します。

　両社は、本仕入販売契約とは別に、２０１１年２月に関節リウマチ治療剤「エンブレル（Ｒ）」（一般名：エタネルセプト）のコ・プロモーション期間の契約延長を行っており、本剤については引き続き武田薬品が仕入販売します。

　武田薬品とファイザーは、患者さんや医療関係者の皆さんに待ち望まれる医薬品を今後も両社連携のもとお届けし、疾患の予防および治療に貢献してまいります。


２０１２年１２月末で武田薬品が販売を終了し、２０１３年１月よりファイザーが販売を開始する１３製品

　活性型葉酸製剤「アイソボリン（Ｒ）」
　パーキンソン症候群治療剤「アーテン（Ｒ）」
　うつ病・うつ状態治療剤「アモキサン（Ｒ）」
　抗悪性腫瘍剤「トーリセル（Ｒ）」
　経皮吸収型鎮痛消炎剤「ナパゲルン（Ｒ）」
　光線力学的療法用剤「フォトフリン（Ｒ）」
　結合型エストロゲン製剤「プレマリン（Ｒ）」
　抗悪性腫瘍剤「マイロターグ（Ｒ）」
　抗生剤「ミノマイシン（Ｒ）」
　葉酸代謝拮抗剤「メソトレキセート（Ｒ）」
　抗リウマチ剤「リウマトレックス（Ｒ）」
　抗葉酸代謝拮抗剤「ロイコボリン（Ｒ）」
　向精神薬「ワイパックス（Ｒ）」


２０１３年１月以降も武田薬品が仕入販売を継続する製品

　小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー（Ｒ）」
　血友病Ｂ治療剤「ベネフィクス（Ｒ）」
　関節リウマチ治療剤「エンブレル（Ｒ）」


　※なお、武田薬品が仕入販売を終了することに伴う影響については、２０１２年５月１１日に公表した武田薬品の２０１２年度連結業績予想に織り込んでいます。


以上


＜武田薬品について＞
　武田薬品は、研究開発型の世界的製薬企業を目指して、自社研究開発を強化するとともに、ライフサイクルマネジメントの推進、導入・アライアンスの積極展開を通じて研究開発パイプラインの充実を図り、経営理念である『優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する』の実現に努めています。詳細については、http://www.takeda.co.jp/をご覧ください。


＜ファイザーについて＞
　ファイザーは世界をリードする研究開発型の製薬企業であり、医療用医薬品、動物用医薬品を研究・開発・製造・販売しています。当社は革新的で価値ある製品を通じ、世界中の人々がより長く、より健康に、より実りある生活を送るための支援を行い、クオリティー・オブ・ライフ（ＱＯＬ）の向上に寄与しています。当社の取り組みの詳細はホームページをご覧ください。
　http://www.pfizer.com（Ｐｆｉｚｅｒ　Ｉｎｃ．）、http://www.pfizer.co.jp（ファイザー株式会社）