マンパワーグループ、常用雇用型エンジニアによるＩＴソリューション事業を開始

マンパワーグループ、
常用雇用型エンジニア大量採用により、ＩＴソリューション事業を強化

〜エクスペリス事業本部にて、５年間で７００名のＩＴエンジニアを採用および育成〜



　総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社（本社・神奈川県横浜市、取締役会長代表執行役社長：ダリル　Ｅ．グリーン、資本金：４０億円）は、２０１２年７月１日から、常用雇用型エンジニアによるＩＴソリューション事業「グローバル・テクノロジー・ソリューション」を開始します。これにより、より専門性の高いＩＴエンジニアを育成し、顧客ニーズに沿ったサービスを迅速に且つ、安定的に提供することが可能となります。ＩＴを中心に、専門分野に特化したソリューションサービスを提供する「エクスペリス事業本部」が当サービスを展開します。既に６月からＩＴエンジニアの正社員採用を開始しており、２０１３年に卒業予定の学生、２０１０年３月以降に卒業した既卒者および、留学生や海外の大学生を対象とし、２０１７年までに７００名の採用を目指します。尚、採用は毎年４月および１０月を予定しています。

　２０１２年３月に大学を卒業した大学生の内定率は、前年同期比２．６ポイント増の９３．６％（２０１２年４月時点：厚生労働省、文部科学省発表）と４年ぶりに改善しましたが、長引く円高や世界経済の減速など企業にとっては未だ不安材料も多く、採用に慎重になっている企業も少なくありません。一方、ＩＴ業界においては、よりコスト削減や業務の効率化を図るために、国内外問わず業務委託やアウトソーシングを検討する企業が増えており、人員も含めた社内体制の整備が急務となっています。こうした状況を踏まえ、マンパワーグループでは、従来から注力しているＩＴアウトソーシング事業で培ってきたノウハウを基に、一貫した社員教育およびフォロー体制を整え、ＩＴエンジニアを育成します。これにより、業務遂行におけるガバナンスを強化し、質の高いサービスの提供を目指します。さらに、これまでフィリピンや韓国など、海外からのＩＴエンジニアを受け入れている実績を生かし、日本で働きたいと考える外国人学生にも採用の門戸を広げ、グローバル人材の育成も強化していきます。アジア各国におけるＩＴ研修、日本語教育インフラも構築中であり、顧客ニーズに合わせた外国人エンジニアの採用と育成にも対応する計画です。また、マンパワーグループ独自のグローバルネットワークを強みとし、海外への業務移管、人材確保等も含め、海外進出を計画している企業に対する総合的なコンサルティングサービスも行います。

　常用雇用となるＩＴエンジニアは、マンパワーグループの正社員として入社後、まず３カ月間のＩＴエンジニア研修を行います。具体的には、社会人としてのマナーの習得、コンピューターやサーバー管理の基礎知識、プログラミング言語の習得などがカリキュラムとして含まれます。研修終了後は、マンパワーグループの社員として、担当するプロジェクトに配属されます。主に、Ｗｅｂを中心とした開発、システム運用、家電や携帯などの評価などの業務に従事します。さらに、２０１３年２月には、既存の研修環境の充実を目的とした、新たな研修センターの開設を予定しており、新たにエンジニア演習用研修機器を完備させ、実機を使った研修による実践的な技術習得を目指します。加えて大規模な集合研修や個別のスキルアップ研修を行うことも可能になり、これにより、ＩＴエンジニアのキャリアアップを全面的にサポートできる社内体制が整います。


【ＩＴエンジニア採用説明会・選考会　概要】

　※添付の関連資料「添付資料」を参照


　マンパワーグループは、これからも、将来のキャリア目標を持って働きたいと考える方々の就労支援を積極的に行っていきます。また、就業を希望する若者と若い人材を必要としている企業の方々に最適なマッチングの実現に向け、時代によって変化する「求められる人材」を的確に把握し、サービスの付加価値をさらに高め、雇用機会の創出と若年層の方々の就業率向上および企業の活性化に貢献していきます。



＜参考資料＞

　※添付の関連資料を参照