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シード・プランニング、リスティング広告自動入札ツールの普及状況の調査結果を発表
リスティング広告自動入札ツールの導入件数推計結果
◆国内リスティング広告自動入札ツール導入件数は、
・2012年5月時点で1,200件と推計。
・2012年末時点で、1,600件、2015年末時点で3,000件に達する見込み。
◆国産ツールが市場の拡大に大きく貢献。
・2012年5月末時点の自動入札ツール導入件数第一位は、ロックオン AD EBiS AutoBid。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、リスティング広告自動入札ツールの普及状況を調査しました。
リスティング広告自動入札ツールとは、広告主や、それに代わる広告会社が、インターネット広告として代表的な、Google AdWords広告や、Yahoo!リスティング広告などの、入札制度を導入し、主にユーザーの検索キーワードに連動して表示される広告を出稿するにあたり、その効果を最適化し、かつ出稿業務を効率化することを目的とした既成のソフトウェア製品(※)です。
※広告会社による自社社内向け開発ツール及び、OEMとして広告会社に提供されている自動入札システムを除く。
リスティング広告自動入札ツールは、元々リスティング広告の普及が日本よりも早く進んだ米国・英国などにおいて、2000年代中頃に開発されました。
日本においては、2000年代後半から海外製品が国内に本格的に持ち込まれ、広告主や、その広告出稿業務を請け負う広告会社向けに普及がはじまりましたが、その広がりは、月額数千万円規模などの大規模な広告予算を使い、数万キーワードの広告出稿を運用管理する一部の利用者層に留まっていました。しかしながら、2011年以降、より広い利用者層を対象に、普及が進みつつあります。
なお、本調査の詳細は、2012年7月に発刊予定の調査研究レポート「2012年版インターネット広告の市場動向調査」及び、8月発刊予定の「インターネット広告流通自動化とアドテクノロジー業界の動向調査」に掲載いたします。
調査結果のポイントは以下の通りです。
<調査結果のポイント>
*添付の関連資料を参照
<調査概要>
調査方法:各種公開情報等の収集、訪問・電話によるヒアリング調査
調査対象:リスティング広告自動入札ツールベンダー、広告代理店各社
調査期間:2012年4月〜2012年5月
調査項目:
・自動入札ツールの普及状況
・自動入札ツール事業者シェア
・自動入札ツールベンダー動向
・自動入札ツールユーザー(広告主、代理店)動向
・自動入札ツールの今後