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東陽テクニカ、40ギガビットイーサネット対応のリアルアプリケーション・パフォーマンステスタを発表
40ギガビットイーサネット対応
リアルアプリケーション・パフォーマンステスタ
“Avalanche on HyperMetrics mX 40G/100G”を発表
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 五味 勝、以下「東陽テクニカ」)は、40ギガビットイーサネット上でのパフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティテストを実現する業界初のソリューション“Avalanche on HyperMetrics mX 40G/100G”を発表いたします。
近年、リッチコンテンツやストリーミングなどの動画トラフィックを中心とした帯域の占有は増加の一途をたどり、データセンタ事業者やサービスプロバイダでは、40/100ギガビットイーサネットによる高速イーサネットインフラの導入が始まっています。
セッションベース/コンテンツベースでのDPI(Deep Packet Inspection)技術により、トラフィック可視化やユーザQoE(Quality of Experience)確保、セキュリティ対策の動きも進んでおり、高速イーサネットインフラにおけるアプリケーションストレステストは、避けて通ることができない課題となっています。
新製品“Avalanche on HyperMetrics mX 40G/100G”は、東陽テクニカが総代理店となっている米国スパイレント・コミュニケーションズ社(以下「スパイレント社」)の次世代IPパフォーマンステスタ"Spirent TestCenter"の高速イーサネット対応モジュール“HyperMetrics mX 40G/100G”に、"Avalanche レイヤ4−7 テスト・パッケージ"を搭載したものです。本製品を用いる事で、リアルアプリケーション・トラフィックによる高速イーサネットインフラのキャパシティ/QoE測定、過負荷状態での挙動把握、ボトルネック解析が可能となります。
なお、本製品は2012年6月13日から開催されるInterop Tokyo 2012で展示を行います。
(参考)
Interop Tokyo 2012 | The Leading Business Technology Event
開催場所:幕張メッセ
開催日時(展示会):2012年6月13日(水)〜15日(金)
http://www.interop.jp/2012/
東陽テクニカは引き続き海外の優れたソリューションの国内リリースを予定しています。
このような先端技術に対する活動を通じて、日本の情報通信ネットワークの大容量化、高機能化および高品質化に貢献していきます。
■製品紹介
“Avalanche on HyperMetrics mX 40G/100G”は、リアルアプリケーション・トラフィックにより高速イーサネットインフラのパフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティを評価するテスタです。本製品は以下の特長を備えております。
・実環境でのユーザ挙動を意識したレイヤ4−7 アプリケーション・トラフィックにより、現実的な高負荷環境下で高速イーサネットインフラの性能を正確に測定
・40Gbps帯域のHTTPトラフィック生成機能(100Gbps帯域は将来のサポートを予定)
・Web、メール、ストリーミングビデオ、ファイルアクセス、P2P、ゲーム、サイバーアタック(DDoS、マルウェア)等様々なステートフルトラフィックの混在負荷を生成可能
・レイヤ4−7 アプリケーションテストに加え、レイヤ2−3 トラフィックによるフルワイヤレート負荷テスト、リアルタイムQoS測定が可能なオールインワンソリューション
・40/100ギガビットイーサネットのデュアルレートに対応、CFP,QSFP+,CXPの各種トランシーバをサポート
■製品紹介URL
http://www.toyo.co.jp/spirent/avalanche
価格(予定):約2000万円(税抜)〜
出荷予定:2012年9月
[米国スパイレント・コミュニケーションズ社(Spirent Communications)について]
スパイレント社は、研究開発ラボや通信事業者、通信機器製造会社、一般企業のIT部門などで使用されるテスト機器の製造販売やコンサルティングサービスを行う業界のリーダ企業です。同社のソリューションによって40/100ギガビットイーサネットなどの有線から無線、衛星通信に至るまで、あらゆるお客様のQoE(Quality of Experience)を高めることができます。東陽テクニカは同社の日本国内における総代理店です。
[Avalancheについて]
Avalancheは、ファイアウォール・ロードバランサ・IDS/IPS等のネットワーク機器やアプリケーションサーバに対して、アプリケーションレベルでのストレステストを実行可能なリアルアプリケーション・パフォーマンステスタです。2001年の販売開始以来、全世界のネットワーク機器メーカ、通信キャリア、サービスプロバイダ、システムインテグレータ、エンタープライズ企業で豊富な実績を誇る業界標準テスタです。
[株式会社東陽テクニカについて]
東陽テクニカは昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに、最先端の「測るツール」を内外の電子計測器メーカより輸入し、日本の技術発展に寄与することを使命として、日本の研究者・開発者に提供してきました。「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー・トレーニングなどの取組みは、400人を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。東陽テクニカに関する詳細は、http://www.toyo.co.jpをご覧ください。
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
*記載の商品名、価格及び担当部署、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。
■画像資料
※添付の関連資料を参照