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矢野経済研究所、「ラベルプリンタ市場に関する調査結果 2012」を発表
ラベルプリンタ市場に関する調査結果 2012
〜重要性が増す保守サポート・メンテナンス、サプライ用品ビジネス〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内ラベルプリンタ市場の調査を実施した。
1.調査期間:2012年3月〜5月
2.調査対象:ラベルプリンタメーカー、サプライ用品メーカー等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
<ラベルプリンタ市場とは>
本調査におけるラベルプリンタ市場は、ラベルプリンタ本体出荷額〔業務用途を対象とし、パーソナル向けのラベルライターは含まない〕、サプライ用品出荷額〔ラベル(用品)類、インク(リボン)〕、保守サポート・メンテナンスサービス売上高〔年間保守契約料金、スポット保守料金等〕の合算である。
【調査結果サマリー】
◆2011年度のラベルプリンタ市場は873億円、前年度比99.8%と横ばいの見込み
2011年度見込の三市場内訳では、ラベルプリンタ本体市場が360億円、保守サポート・メンテナンス市場が105億円、サプライ用品市場が407億円と推計する。ラベルプリンタ本体市場は東日本大震災やタイの洪水などが影響して減少となったが、保守サポート・メンテナンス市場やサプライ用品市場はそれらの影響にもかかわらず堅調に推移して増加となった。
◆2012年度のラベルプリンタ市場は924億円、前年度比105.9%と堅調な拡大を予測
一般的な製品の多様化による市場構造の変化とラベル市場特有のオンデマンド需要の増加により、これまでのような大量ロットのラベルは少なくなり、中ロット中品種から小ロット多品種へと変化していくと考える。それに伴い、三市場とも堅調に拡大すると予測する。例えば食品分野などでは小ロット多品種化の影響からラベルの内容表示変更を頻繁に行う必要が出てきたため、印刷会社に依頼・購入していたラベルを自社のプリンタを使用して印刷するという新規需要である。
【資料発刊】
資料名:「2012年版 ラベルプリンタ市場の現状と将来展望」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C54105200
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照