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セイコープレシジョン、エネルギー管理システム「GreenTALK Ver2.0」を開発

2012-06-09

SEIKOのエネルギー管理システム「GreenTALK」 Ver2.0を開発
ベンダー間の相互接続が可能な「IEEE1888」に対応
〜 Interop 2012東大グリーンICTプロジェクトブースにて展示 〜



 セイコープレシジョン株式会社(代表取締役:中村敏宏、本社:千葉県習志野市茜浜1−1−1)は、電力などのエネルギー管理システムの新バージョン「GreenTALK Ver2.0」を開発し、2012年6月下旬より販売いたします。

 GreenTALKは、部門単位や設備単位の切り口で、電力やガスなどのエネルギー使用量を"リアルタイム"に収集し、各種グラフを表示する、「見える化」をベースとしたエネルギー管理システムです。電力計などの既存の設備を有効活用できることや、電力だけでなくエネルギー全般への拡張性に優れていることから、電力消費の多いデータセンターを始め、節電をきっかけに工場全体のエネルギー管理を推進している企業などに導入されています。

 GreenTALK Ver2.0は、パソコン側のクライアントソフトウェアが不要でブラウザのみで利用できるため、社員が自席でいつでもリアルタイムな電力使用量を閲覧することができます。グラフ表示画面は自由なスケール設定が可能で見やすく使いやすくなり、また、従来30分単位で提供しているデマンド画面は、昨年の電力規制時に60分単位の管理が必要とされた経験から、60分のデマンド管理もグラフ化できるようにするなど、機能を大幅に拡充しました。

 更に、東京大学の江崎浩教授が代表を務める「東大グリーンICTプロジェクト」が主導し国際標準化された、ベンダー間の相互接続が可能な通信プロトコル「IEEE1888」に対応しました。これにより今後は、設備メーカー独自に構築されたシステムの統合管理が容易となり、既存の設備の利用にもあらたな設備の導入にも手間がかからず、低コストでシステムを構築することが可能となります。

 今年の夏も厳しい電力削減の努力が求められています。無理な節電対策や空調制限で生産性を犠牲にすることなく、どこに無駄があるか現状をしっかり把握して、本業に支障のない効率的な対策を打つことが重要です。
 セイコープレシジョンでは、電力対策など喫緊の対応も含めお客様の要望に柔軟に対応し、将来を見据えた企業全体としてのエネルギー管理を強力にサポートしてまいります。


◎販売価格:650,000円〜
◎販売本数:年間100システム販売見込み


 なお、「Interop Tokyo 2012」(2012/6/13〜15 幕張メッセ:小間NO.5F17 東大グリーンICTプロジェクトブース)に出展いたします。


【東京大学様からのエンドースメントご紹介】
 GreenTALKは、IEEEで承認されたオープンなスマートシステムの普及をめざした技術を用いたエネルギー管理システムであり、複数のベンダーの機器を相互接続することで、新たなイノベーションを低コストに導入可能な環境をユーザに提供することになるでしょう。クローズドなシステム構成とビジネスモデルであったBEMS業界およびさまざまな設備システム業界にとって、重要な一歩となると確信しています。 GreenTALKのさらなる進化と、他社のシステムとの連携協調の実現を期待しています。

 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授
 江崎 浩



以上



※GREENTALKは、セイコープレシジョン株式会社の登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。


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