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武田薬品、多発性骨髄腫治療薬「MLN9708」の臨床試験結果を発表
米国臨床腫瘍学会年次集会における
多発性骨髄腫治療薬MLN9708の臨床試験の最新データについて
当社と当社の100%子会社であるミレニアム・ファーマシューティカルズInc.(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、以下「ミレニアム社」)は、2012年6月1日から5日まで米国イリノイ州シカゴにおいて開催されている「米国臨床腫瘍学会年次集会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)」において、新規経口プロテアソーム阻害薬MLN9708の安全性・忍容性の評価および用量設定を目的とした3つの臨床第1相試験・臨床第1/2相試験の結果を発表しましたのでお知らせします。本試験では、再発・難治性および未治療の多発性骨髄腫患者を対象に、本薬を週1〜2回、単独または併用投与しています。
ミレニアム社のChief Medical OfficerであるKaren Ferranteは、「MLN9708の投与前に十分に治療がなされた再発・難治性多発性骨髄腫の患者さんおよび未治療の患者さんを対象とした試験において良好な結果が得られ、特に、1あるいは2サイクルの治療を終えた段階で奏効がみられました。これらの試験から得られた情報をもとに、本薬の週1回経口投与について検討する臨床第3相試験を数ヵ月以内に開始いたします」と述べています。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照