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富士フイルム、トルコのデジタルカメラなどの販売代理店「フィルマット社」を買収
高成長が続く新興国における成長戦略を加速
トルコの販売代理店を買収、現地法人を設立
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆(*))は、欧州現地法人FUJIFILM Europe GmbH(社長:岡田淳二)を通じて、トルコ共和国のデジタルカメラや写真印画紙などのイメージング製品、メディカル製品、グラフィック製品の販売代理店であるFilmat Dis Ticaret A.S.(フィルマット ディス ティジャーレット、以下:フィルマット社)の全株式を取得し、2012年6月1日より、富士フイルムグループの現地法人FUJIFILM Dis Ticaret A.S.(フジフイルム ディス ティジャーレット)として営業を開始しました。
*社長名の正式表記は添付の関連資料を参照
近年、トルコ共和国の経済成長率は年率8%を超えています。また、一人当たりのGDPが自動車や家電製品などの購買意欲を高める水準といわれる10,000ドルを超え、国内需要の拡大が同国の経済成長を牽引しています。さらに、同国の人口7,500万人の5割以上が30歳以下であり、今後も人口の増加が予測されています。このようにトルコ共和国は、ますます高い経済成長が見込まれる市場として注目されています。
富士フイルムは、今回フィルマット社を買収し、現地法人を設立することにより、トルコ市場における販売戦略をより一層ダイナミックに展開していきます。現地法人による市場に密着したマーケティング活動を迅速に行う直販体制を整え、お客さまへのソリューション提案力、販売力を強化いたします。デジタルカメラ・写真印画紙などのイメージング製品や、画像診断機器・医用画像ネットワークシステムなどのメディカル製品、デジタルプリンティング機器・環境配慮型刷版材料などのグラフィック製品の拡販を進めていきます。
富士フイルムは、目覚しい発展が期待されるトルコ市場において「市場ニーズに即応した製品・ソリューションの提供」を積極的に推進し、同国の産業・文化の発展に貢献していきます。
■FUJIFILM Dis Ticaret A.S.社の概要
事業内容:デジタルカメラなどイメージング製品、グラフィック製品、メディカル製品の販売及び技術サービス
資本金:10,160,000 トルコリラ(約450百万円)
本社所在地:トルコ共和国 イスタンブール
代表者:樋口 淳
従業員数:101名