富士通システムズ・ウエスト、オールインワンクラウドサービス「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」の新版を提供

経営課題であるＩＴガバナンスを支援する
オールインワンクラウドサービス「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」の
新バージョンを２０１２年６月よりリリース

〜経営視点での機能強化および対応するデバイスを強化〜


　株式会社富士通システムズ・ウエスト（代表取締役社長：鈴木　英彦、本社：大阪府大阪市）は、企業や組織における経営課題であるＩＴガバナンスを支援するサービスを、クラウド上で提供する「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ（アイティーポリシーナビ）」の新バージョンを２０１２年６月よりリリースいたします。
　近年のワークスタイルの変革やＢＹＯＤ（個人所有端末の業務利用）導入に伴う「企業革新を支えるＩＴ利用者環境の統制、安定稼働対応」、グローバル展開に伴う「リスク回避とコンプライアンス遵守」などに加え、「電力不足への対応徹底」など、ＩＴ分野においてもガバナンスの強化が求められています。
　２０１１年１０月より提供中の「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」は、今回の新バージョンでこれらの経営環境の変化を捉え、「ｉＯＳやＭａｃＯＳなどの対応プラットフォームの拡大」「経営者ビューを含むＷｅｂダッシュボードの強化」「ＩＴポリシー（エコポリシーなど）の機能拡張」といった、ＩＴガバナンスに対するお客様からのご要望を大幅に追加することでさらに幅広い経営課題に対応いたします。
　今後はお客様のグローバル展開におけるＩＴガバナンスの課題に対応できるよう、グローバルでのサービス範囲の拡充に努めてまいります。


【　「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」の製品コンセプト　】
　「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」は、マルチデバイス環境においてセキュリティ・資産統制・エコ・システム運用におけるＩＴポリシーに基づいたお客様のＩＴガバナンス遵守を支援するオールインワンクラウドサービスです。


　＊参考画像１は添付の関連資料を参照


　利用シーンやロケーションなど運用現場によってＩＴガバナンスは異なります。「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」は、運用現場に合わせた最適なＩＴポリシーを策定（Ｐｌａｎ：計画）、マルチデバイスを設定し運用（Ｄｏ：運用）、ポリシーの遵守率を含むＷｅｂダッシュボードによるＫＰＩ評価（Ｃｈｅｃｋ：監査）、さらに新たな環境変化と経営課題に対応したＩＴポリシーの改善指示（Ａｃｔｉｏｎ：改善）といった、企業全体のＰＤＣＡサイクルを回すことでＩＴガバナンスを実現します。

　＊参考画像２は添付の関連資料を参照


【　導入効果　】

　対象：経営層
　効果：収集・分析されたデータから、ＩＴガバナンスの状況の確認や、組織の抱える問題点を認識でき、ＩＴのさらなる有効活用に向けた改善策の策定に利用できます。

　対象：システム管理者
　効果：利用者の端末運用状況を一目で確認できます。またトラブル発生時は、収集された情報やインターネットサポートツールで効率的な対応が可能です。

　対象：従業員
　効果：意識することなく組織のポリシーを遵守できるとともに、対象端末を快適に利用できることで生産性の向上を図ることができます。


【　新バージョンの機能強化概要　】

１．対応プラットフォームの拡大
　従来のＷｉｎｄｏｗｓ、Ａｎｄｒｏｉｄに加え、新たにｉＯＳ・ＭａｃＯＳに対応します。マルチデバイスに対応することで、システム管理者の運用管理負荷を大幅に軽減します。さらにクラウド環境で提供されるため、システム構築に関する初期費用や運用後のメンテナンス費用などのコストを削減できます。

２．経営者ビューを含むＷｅｂダッシュボードの強化
　ご好評のＷｅｂダッシュボードに企業全体や部門ごとのＩＴガバナンス遵守率をサマリ表示する「経営者ビュー」を追加します。企業全体のＩＴガバナンス遵守率だけでなく、任意日と比較することでＩＴガバナンス遵守率の推移を把握できます。

３．ＩＴポリシーの機能拡張
　お客様からご要望いただきましたＩＴポリシーの機能を拡張させることで、利用シーンやロケーションに合わせたＩＴポリシーを策定し、企業全体のＩＴガバナンスを実現できます。

　（１）セキュリティポリシー
　任意のアプリケーションの起動禁止（Ｗｉｎｄｏｗｓ，Ａｎｄｒｏｉｄ）、未許可ＵＳＢ媒体の利用禁止（Ｗｉｎｄｏｗｓ）、未許可ＵＲＬのＷｅｂ閲覧禁止（Ｗｉｎｄｏｗｓ，Ａｎｄｒｏｉｄ）などの利用制限機能を追加します。またパソコン利用時における詳細な状況把握を実現するため、アプリケーションの起動／終了ログ、メール送信ログなどのログ収集機能（Ｗｉｎｄｏｗｓ）を追加します。
　（２）ＩＴ資産統制ポリシー
　サーバやネットワーク機器、ネットワークプリンタなどエージェント非対応機器の情報を手動で登録し、管理対象に追加できます。またソフトウェアのライセンスを部署ごとに割当てが可能になるため、厳密なコンプライアンス遵守ができます。
　（３）エコポリシー
　Ｗｉｎｄｏｗｓ　ＰＣの電力削減に関する内容に加え、パソコンからプリンタへの印刷枚数カウント機能（Ｗｉｎｄｏｗｓ）および分析機能を追加します。電力削減への対応は、事業継続にとって重要となる事項であり、加えて環境貢献度の向上は、企業イメージを向上させるだけではなく、コスト削減に役立ちます。

４．システム運用ポリシー
　インターネット経由によるモニタリング／遠隔操作を実現するインターネットサポート機能（Ｗｉｎｄｏｗｓ）を追加します。社内ネットワーク以外の他拠点や遠隔地における端末サポートに活用でき、端末環境の早期復旧とサポート業務の効率化に貢献します（※１今後、Ａｎｄｒｏｉｄ／ＭａｃＯＳも対応予定）。
　さらにＡｎｄｒｏｉｄ端末の環境を設定するキッティング機能を追加します。Ａｎｄｒｏｉｄ端末の初期展開・環境変更作業を簡素化し、作業コストを削減します。


　※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照


【　商標について　】
　記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


《お客様お問い合わせ先》
　株式会社富士通システムズ・ウエスト
　グローバルビジネス本部　運用管理ソリューション事業部　戦略企画部
　Ｔｅｌ：０６−６９２０−５７５８（代表）
　ＦＡＸ：０６−６９２０−５７５９
　Ｅ−ｍａｉｌ：fwest-itpolinavi@cs.jp.fujitsu.com


以上


【　Ｗｅｂサイト　】
　http://jp.fujitsu.com/fwest/itpolinavi/（「ＩＴ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｎ＠ｖｉ」紹介サイト）