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MF、「JPNAPサービス」に100ギガビットイーサネット・インタフェースを対応
JPNAP 100ギガビットイーサネット(*1)・インタフェースの提供開始について
〜アジア初の100GbE対応IX(*2)サービス〜
インターネットマルチフィード株式会社(以下MF、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、アジア最大のトラフィックを有するIX「JPNAPサービス」に100ギガビットイーサネット・インタフェースを新たに加え、アジア初の100ギガビット対応IXサービスを2012年7月より開始します。
急増するインターネットトラフィックに対応するため、ISP(*3)やコンテンツプロバイダ(*4)において、より大きな帯域のインタフェースを望む声が高まるなか、MFでは昨年6月に、現在普及している10ギガビットイーサネットの10倍の帯域である100ギガビットイーサネット技術を用いたIXの共同実証実験に世界で初めて取り組み、実用化に向けた相互接続性や性能面の確認をしてまいりました。
今後、更なる増大が予想されるインターネットトラフィックを、ISPやコンテンツプロバイダが安定して効率的に交換できるよう、この度MFではJPNAPサービスに100ギガビットイーサネット・インタフェース対応のサービスメニューを追加し、より快適なインターネット利用環境の実現に貢献します。
なお、本サービスメニューは、株式会社ドワンゴ、株式会社インターネットイニシアティブおよびNTTコミュニケーションズ株式会社がご利用を予定されています。
1.サービス概要
東京都千代田区内、品川区内、豊島区内のサービス拠点にて提供しているJPNAPサービスに100ギガビットイーサネット・インタフェース対応のサービスメニューを追加提供します。
2.サービスメニュー
(1)JPNAP東京Iサービス 100GbEポート
サービス拠点:東京都千代田区内、品川区内
接続インタフェース:100GBase−LR4
(2)JPNAP東京IIサービス 100GbEポート
サービス拠点:東京都豊島区内
接続インタフェース:100GBase−LR4
3.提供開始日
2012年7月1日(日)
なお、サービス申込受付は2012年7月2日(月)から行います。
【用語解説】
*1 100ギガビットイーサネット
現在のイーサネットインタフェースの最高速度技術。ブルーレイディスク(25GB)の1枚分の情報を2秒で伝送可能。2010年6月にIEEE802.3baとして標準化
*2 IX:Internet eXchange(インターネット・エクスチェンジ)ISPなどのインターネット通信事業者が接続し、相互にトラフィックを交換するポイント
*3 ISP:Internet Service Provider(インターネットサービスプロバイダ)
顧客に対して主にインターネット接続環境を提供する事業者
*4 コンテンツプロバイダ
様々なデジタルコンテンツ(画像、映像、文章、音声など)をインターネットを通じてユーザに提供する事業者