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味の素、「アミノインデックス技術」により内臓脂肪型肥満の判別可能性を確認

2012-05-31

味の素(株)と三井記念病院の共同研究成果
「アミノインデックス技術」により、内臓脂肪型肥満の判別可能性を確認
学術ジャーナル「Clinical Obesity」オンライン版に論文掲載



 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、三井記念病院(東京都千代田区)の山門實総合健診センター所長を中心としたグループと共同で、メタボリックシンドローム生活習慣病)において重要な役割を担う内臓脂肪蓄積と血中アミノ酸濃度バランスの変動に関する研究を推進してきました。このたび、山門所長らは、内臓脂肪量に応じて血中アミノ酸濃度バランスが変化していること、および、血中アミノ酸濃度を変数とした多変量解析により、BMI、ウエスト周囲径では見つけづらく、測定には高度な測定器が必要な内臓脂肪蓄積者の発見への応用が可能であることを大規模臨床試験により明らかにしました。この研究成果は、内臓脂肪蓄積による血中アミノ酸濃度バランスの変化とメタボリックシンドローム検査への応用の可能性に関する論文として現地時間2012年5月22日に学術ジャーナル「Clinical Obesity」(*)に掲載されました。

 URL:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1758-8111.2012.00039.x/full


 (*)「Clinical Obesity」:
   国際肥満研究学会 International Association for the Study of Obesity(IASO、本部:ロンドン)の公式学術ジャーナルで、肥満や肥満関連疾患に関する質の高い臨床研究、応用研究についての論文を掲載する専門学術誌。


 当社では、血中アミノ酸濃度バランスの変動を統計学的に解析・指標化し、健康状態や疾病のリスクを明らかにする「アミノインデックス技術」の研究開発を行ってきました。血中アミノ酸濃度は、生体の恒常性維持機能により一定に制御されていますが、種々の疾患によりバランスが崩れ、健康な人と比較して変化していることが、これまで多くの論文で報告されています(※1)。特に、アミノ酸代謝とがんに関する研究を進め、現在6種類(胃、肺、大腸、前立腺、乳腺、婦人科)のがんの早期発見の可能性が明らかとなっています。



※以下、「論文概要」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照


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